写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

88  高麗人参ドリンク「元気参」

   今週はなかなか疲れました。仕事面ではハードだったものの、メンタル面へのダメージは少なかったのでしたが、その代わり、プライベートや通勤では、先日の記事で書いたように、不快な人物との遭遇があり、嫌な思いをしました。足腰は整形外科でもらった痛み止めのおかげか、一時ほどではなくなりましたが、しかしまだ歩くたびに足裏が痛く、右足の違和感や疲労感はとれていません。いずれにせよ、すべてが順調、というわけにはいかないのです。

 

 そんな日々ですが、先日韓国スーパーに寄った折、購入して冷蔵庫に入れておいた、「원기삼」なる韓国産高麗人参ドリンクを飲んでみました。漢字では「元気蔘(元気参?)」とでも書くのでしょうか?

 

 高麗人参、私はどちらかと言えば、朝鮮人、という言い方の方になじみがあるのですが、韓国では「朝鮮」の名称を避ける傾向にあるので、通常、単に「人参」、あるいは「高麗人参」という言い方をするようです。

 

 韓国特産、高麗人参と言えば、漢方薬の材料としても珍重されますが、高価なイメージです。6年かけて育てたものがいいとか、一度植えると二度と同じ畑で育てることができない、とか、朝鮮半島ではよく育つのに日本では限られたごく一部の地域でしか作付けできない、とか、なんだか貴重かつ珍重されるべき植物、という話をよく聞くので、余計希少性を感じ、有り難みが増します。

 

 それなのに、この「元気参」、ビン入り120㎖ですが、たしか275円で売っていました。中に細い高麗人参の根が1本入っています。細い根1本とは言え、本物の高麗人参を入れて、この値段で売ることができるのだろうか、と思います。ちょっと疑念を抱きつつも、手ごろな価格なので、韓国スーパーに行くたび購入するようになってしまいました。

 

 本日、疲労回復のため、冷蔵庫に入れておいたこの「元気参」なる高麗人参ドリンクを飲んでみます。すでに何度か飲んでいるので、味は知っているのですが、液体部分はカラメル色素を加えた砂糖水、といったところ。一応、アミノ酸クエン酸なども含有しているようです。ただ、高麗人参が入っているのでちょっと土臭いです。ですがこれが有り難みをそそるわけです。

 

 大した量ではありませんから、すぐ飲み終わります。問題はここから。中に入っている高麗人参を取り出して食べます。ところが今回、瓶を逆さに振ってもなかなか出てきませんでした。何度も逆さにして、ようやく出てきた根を食べることができました。

 

 甘い液体につかっていますから、それなりに甘い味がするものの、基本的には高麗人参、おいしいものではありません。土臭いのですが、これが薬効を感じさせて、大事なのです。

 

 さて、単なる気休めに終わるのか、それなりに薬効があるのか、これから一晩寝て、明日どうなっているか、というところですね。気休めに終わりそうですが。