写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

51  バス定期券売り場の閉鎖

  今日はバス定期券の期限がくるということで、定期券売り場に更新の手続きに行ってきました。

 

 以前にも書いたことなのですが、この定期券売り場、10月に閉鎖されるそうです。ということで簡単に買いに行くのが難しくなるので、今回は6ヶ月定期にしました。6ヶ月定期だとかなりの高額になるので、躊躇したのですが、やむを得ません。職場から通勤手当は出ているのですが、やはり何万円というレベルのお金をいちどきに払うのは、かなり抵抗感があるものです。

 

 これからは遠方のバス営業所に行くか、札幌駅にある定期券売り場まで赴かねばならなくなりました。率直に言って不便です。この定期券売り場は閉鎖とのことですが、周辺の他の売り場もこれまで土曜営業だったのが土曜休業になるそうです。

 

 ローカル区間交通機関の不便さはよく話題になります。先日長万部に行った際、何気なくバス停を覗いたら、寿都行きのバスは1日1本、それも日曜日運休とのことでした。もうこうなると単に路線維持のため形式的に運行しているとしか思えません。

 

 今、私が住んでいる地域は都市部なのですが、それでも今回の定期券売り場の閉鎖のように、じわじわと不便さが増しています。私の職場に行くバスは本数が少なく、朝、別路線に乗って途中で降りて20分ほど歩いて通っているのですが、冬場は困ります。

 

 本数の多い別路線も、朝晩はそれなりの本数があるのですが、先日昼間に早退してバス停に行ったら、1時間に1本しか走っていないのです。都市部でもバスの利用勝手はよくありません。

 

 クルマ社会になって都市部でもバスは受難の時代なのでしょうか。最近、あちこちで不便さが増すような「改悪」を感じることが多くなりましたが、こういうことが重なると、日本社会大丈夫かなあ、と思ってしまいます。