写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

21  カレー店のボヤ

    へこんでいる話ばかりも何ですから、今日は違うことを書きます。

 

 先日のことですが、札幌駅地下のアピアのカレー店で火事が出ました。実はこの店でその数日前、この店でチキンカツカレーを食べたばかりでしたので、ネットでニュースを見たときは、びっくりしました。地下街の中ではよく行く店のひとつなのですが、どうも個人経営のようで、他の店のようにチェーン店ではありません。

 

 調理をしているのは白髪の痩せこけたおじいさんで、正直地下街の店の割には厨房が油でべとついている感じでした。ですが、私はそういうものには無頓着ですし、ひとりでも入りやすい店なので、気にせず月に一回ぐらいのペースで行っていました。

 

 コンロの油汚れに引火して火事になったそうです。油汚れを丁寧に清掃する、ということがやりきれないのかな、と思ってしまいました。こういう事故が起こるのも高齢化がひとつの原因なのかなあ、と思ったりしました。

 

 私がよく行く店は札幌駅周辺にしろ、地元にしろ、高齢者か外国人がやっている店です。先日来JRや公共交通機関に対する「大丈夫か?」という思いを書くことが多くなっているのですが、飲食店も「大丈夫か?」なのですかね?

 

 結局、ボヤだったと言うことでした。すぐに消し止められて、けが人もいなかったようです。それでも、火事を出して地下街に迷惑をかけてしまったので、このカレー店は廃業に追い込まれるのではないか、と心配していました。札幌駅の地下街は、パセオに続いて今年中にエスタもなくなるので、JRは最近アピアのテナントの入れ替えをかなりやっていて、複数ある店は1つに絞ったり、パセオから引っ越してきた店も多くなっています。この店、大丈夫かな、と気になりました。 

 

 で、そのカレー屋がどうなったか、しばらくしてから札幌駅まで行ってみることにしました。ところが、行ってみると、これまた驚いたことに全く普通に営業していました。店が焼けてなくても営業自粛とかしているのかな、と思ったのですが、お詫びの張り紙すらありません。

 

 ボヤぐらいではそんなものなのですね。まあ、火事には気をつけてもらいたいものです。