今冬の年末年始、長期の休みがあったので、あれこれネットを見て、通販で買い物をしました。散財かなあ、余計な買い物はしない方がいいかな、と思いつつも、でもあったら便利だな、とか、もうそろそろ買い換えの時期かなあ、などと考えて、いくつかの品物を買ってしまいました。
ところが注文して、数日後に届くのですが、せっかく届いてもなかなか開けません。なんか封を開くのがもったいない気がするのですね。注文と違った品が入っていたらどうしようとか、余計なことを考えてしまうのです。もし注文違いがあったら、業者に連絡しなければならないので、届いたらすぐに開けた方がいいのですが、それをしないのですね。
それでもしばらくたって、思い切って開けたら開けたで、今度は使わないのですね。もちろん使いたいと思って買うのですが、使うのがもったいないのです。ということで、もう壊れかけ、破れかけの以前から使っている品物を使い続けて、いよいよダメにならないと使い始めないのです。
この傾向は特に衣服に顕著で、通販だけではなくて、リアルの買い物でもそうなのですが、せっかく思い切って買ったのに、思い切って買うから余計そうなのか、服が破れるまで、破れても目立たないところだったらそのまま着続けて、もう前のが完全にダメだから、となるまで、買ったはずの服は着ないまま、となりがちです。先日、ある服が破れて、買い換えなければ、と思ったら、一年前に買った服があったことに気づいて、それをようやく開けて初めて着た、という次第です。
ケチなのか、その割にはお金を使うし、我ながら自分の性分がよくわからないのです。