写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

23  あいさつ語は難しい

    実はしばらく前から、タイ語に関心を持っています。寝床でいろいろな語学のCDを聞き流している、ということを以前に書いたと思うのですが、やはりいくら聞き流ししていても語学は上達しません。でも、ちょっと気になることがあってネットや本などで調べたりすることがあります。そしてそのうち書くかどうかわかりませんが、気晴らしにタイ語をさわりだけ習ってみたのです。

 

 どの語学でも、あいさつ語は第一課に出てくるものです。でも、あいさつ語って丸暗記すればどうってことないですが、意外と表記が難しかったりします。大体、日本語の「こんにちは」だって、「は」「wa」と発音するわけで、早速例外的な表記が出てくるのですね。多分日本語学習者は、最初に突き当たる疑問として「なぜここで「わ」と書かないのだろう?」と感じるのではないかと思います。

 

 英語の「Hello」や中国語の「你好(ニーハオ)」はまあこんなものか、と思うのですが、韓国語の「안녕하십니까?(アンニョンハシムニカ)」は結構戸惑うはずです。一文字目の○が子音なしの記号で、二文字目の○がngを表すとか、4文字目の십の下の部分はpを表すはずなのに「m」と発音するとか、最初は???になりがちです。文字を知らずに音だけ聞くと日本人には「アンニョンハシンニカ」とも聞こえますが、1つめ(n)・2つめ(ng)・3つめの「ン」(m)の音が全部違う、といわれても、混乱するだけです。私はいまだに「n」と「ng」の区別がつきません。

 

 で、今日のテーマのつもりだったタイ語のあいさつ、สวัสดี ครับ/ค่ะ「サワディー  クラップ(男性)/カ(女性)」となるのですが、この「サワディー」が早速くせ者です。

 

 1文字目の「s」で2文字目のวั「wa」だというのですが、ではその間の「a」はどこに行ったのか、ということになります。ネットで調べようとしたのですがどう検索すればいいのか要領を得ません。

 

 タイ語のテキストを見て、どうも子音字だけの場合で母音の記号がない場合は「a」を入れて読むのだ、と書いてあるのを見つけました。どうもこの例外に当てはまるようです。 

 

 それに1文字目と3文字目、同じ文字ですが、前者は「s」後者は「t」なのですね。頭子音とか末子音というらしいですが、前に来るかあとに来るかで発音が異なる文字があるようです。この場合、「t」というより促音らしいので「サワッ」となるようです。で、4文字目のดี「dii」なんだとか。これで「サワッディー」となるということのようです。

 

 ただ、これで正しいのかわかりませんので、正確なことをご存じの方は教えてください。

 

 これでは道が遠いですね。まあこの年齢ですし、英語や韓国語もマスターできていないので、いまさら本気でマスターしようとは思っていませんが、まあ気晴らしに時々タイ語の話を書くかもしれません。今後、そんな余裕があるかどうか、それ自体も問題ですが。