写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

06  新しい目覚まし時計を買った日に…

 先日、昨年の大晦日に買ったばかりの目覚まし時計が3ヶ月しかたっていないのに壊れてしまった、という記事を書きました。修理に出そうと思っても保証書がなく、買った店のシールだけが棚に入っていました。これでは修理に出せません。私はものを捨てない人なので、こういうものを捨てることはないと思っていたのですが、うっかり箱ごと捨ててしまったのかもしれません。だから容器とか箱まで捨てられなくなるのですが。

 

 まあ、1000円の安物だし、目覚まし時計がないと朝の弱い私には不便だし、仕方ないか、と思って買い換えを決意。今度はショッピングセンターではなく、電気店に行きました。そしてセイコーの3000円ほどの目覚まし時計を買いました。もっとも、ポイントがたまっていたので、そのポイント利用で買いました。

 

 ところがこの時計、まず、おかしいのはアラームスイッチを入れると秒針が動かなくなる、という謎の仕様。故障でも何でもなく、買って開けて、使い始めたら早速盤面に「アラームオンで秒針停止」とシールにはっきり書いてあります。

 

 でも、なんでアラームをオンにしたら秒針が止まる仕様になっているのか、なんのメリットがあるのか、全く意味不明で、こんな時計初めてです。秒針が止まったままだと、動いているのか止まっているのか不安になります。これ、誰得な機能なのでしょうか?これではどうもなじめそうもありません。

 

 それに多少値段が高いのは電波時計だからのようです。実はうちはマンションなので、電波が入らないようです。ということで電波時計の機能が働きません。ということで、自動で時刻セットできるはずができず、手で設定しなければなりませんでした。

 

 高いのを買っても、結局満足できません。最近の品物は、変な機能になっていたり、すぐ壊れたり、どうも満足のいく買い物にならないことが多いです。

 

 いっそのこと、大学の時に買って自分の不注意で壊れるまで20年以上も動いてくれた目覚まし時計を修理に出して、これを使おうか、と考え出しました。これ、35年も前の時計ですが、自分の不注意で壊すまで、全く壊れませんでした。これまた捨てずにとってあります。昔の日本製はよかったなあ、などと考えて、隣の部屋の段ボールに入れてある壊れた時計を探し出して眺めていました。

 

 で、いつもいる部屋に戻ろうと思ったそのとき、小さな箱が目に入りました。さっき買った目覚まし時計の箱に似ています。あれ、と思い開けてみたら、晦日に買った時計の箱で、なんとその中に保証書が入っていました

 

 大体世の中こんなものです。修理を諦めて新しい時計を買ったらその日に前の時計の保証書が見つかりました。大間抜け、販売店のシールだけ保管して保証書はその箱の中に入れていて気づかないまま置きっぱなしにしていたのです。

 

 ということで、新しい時計は無駄になりましたが、大晦日に買った時計は早速修理に持って行こうと思います。まあ、安物ですから、修理してもまたすぐ壊れそうですが。