写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

33  「紫雲膏」を使ってみる

  先日、昨夏に靴下のゴム回りが痒くなって掻いていたら、掻いた傷跡がいつまでたっても治らず、皮膚科に行った話を書いたのですが、どうもそのあとの経過がよろしくありません

 

 相変わらず痒いし、ついつい掻いてしまいます。というわけでもう1年近くたっているのに治らないのです。掻くのを我慢しないのがいけないのですが。ということで、足にかき傷が残っています。もう一回皮膚科に行けばいいのでしょうけど、どうも土曜日は寝過ごしてしまったり、他の医者に行かなければいけない日だったり、ということで行けずじまいに終わっています。

 

 ということで、先週は別の医者に行く用事があったのですが、その帰りにドラッグストアによって、「紫雲膏」なる塗り薬を買ってきました。

 

 これ、実は以前、といってもちょうど50歳の誕生日だった日なのでよく覚えているのですが、寒い日で外から帰ってきて、暖房にあたっていると、金網に触れてしまい、やけどしてしまったことがありました。そのときやけどに効くということで買ってきた薬なのですね。そんなにひどいやけどではなかったものの、跡が残ってしまったのですが、これを塗ってかなりかかったと思いますが、跡が消えました

 

 江戸時代の名医、華岡青洲が創方した漢方薬とのことで、なんとなくありがたみがあります。この人、確か日本で最初に麻酔を使って外科手術をやった人ですよね。この紫雲膏は紫根・当帰・胡麻油・蜜蝋・豚脂でできているそうです。

 

 この薬、問題は紫根を使っているので赤い色の軟膏で、うっかりすると服やその他のものに色がついてしまうのです。ですがやけどあとが治った経験もあり、漢方好きで紫雲膏信者になっている私は、やけど以外に外傷・しっしん・皮膚炎、さらには魚の目にも適応できるそうなので、これをしばらく使ってみようと思います。

 

 さて、ちゃんと治りますかね?ちゃんと治ったら報告するつもりですが、どうなることやらです。