北海道の春は遅いのですが、3月に雪が溶けて、4月の終わりから5月初めにかけては桜が咲いて、そして散っていきました。例年よりは多少早かったようです。
同じ頃につくしが出て、そしていつの間にか消えていきました。過去記事を振り返ると、桜の話題は書きませんでしたが、つくしの話題は4月26日に書いていました。つくしが消えたのは5月初め頃だったのでしょうか?このころ、チューリップも咲いていましたね。
そして5月なかば頃からはライラックの花が咲いてきました。5月26日にはライラックの花の記事を書きました。でも、もうライラックの花は大方枯れてしまいました。
この頃は新緑が美しいのですが、ここにきてかなり緑も濃くなってきました。そして5月後半からは、キングサリの黄色い花房が垂れ下がっていました。これもここ数日で終わり。
花が続いていて、まだ名前も知らないような花がいくつか咲いていますが、さほど目立つような存在ではありません。駅前にピンクの花が木のてっぺん近くに咲いている木があるのですが、これも名前がわかりません。キングサリの時のように、ネットでわかるといいのですが。
今は花ではありませんが、ポプラの綿毛が舞っています。これはきれい、というより、ある種迷惑ですが、それでも季節の移ろいを感じさせるものです。ポプラの大きな木が、風に揺れてさわさわと葉擦れの音がするのも好ましいものです。
それぞれの花は、あっという間に咲いて散っていくものですね。
花の命は短くて、という言葉を思い出すのですが、あっという間に時間は過ぎていきますね。これではすぐ真夏が来て、転げ落ちるように秋が来て、すぐ冬になって寒い思いをする、ということになりそうです。まだ薄ら寒い4月頃からそんなことを考えていました。なんでだろう、と思いながら。
この時期から冬を思って憂鬱になる、というのは、考えすぎなのでしょうが、でも、年とともに時間の流れが早くなっているような気がしています。嫌な時間は長いですが、いい時間はすぐ終わってしまいます。
いい季節でもなかなか愉快な気持ちになれないものですね。