写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

76  またバス減便で困っています…

    私はバス通勤者なのですが、昨年ぐらいから職場の前に直行するバスでは勤務開始に間に合わなくなり、違う路線に乗って20分歩いています。

 

 さらに今度、10月から帰りのバスも減便だそうで、今まで夕方30~40分に1本だったのが1時間に1本となります。今まで乗っていたバスがなくなり、勤務時間が終わったらすぐ帰らないと1時間以上待つことになります。

 

 なんでも、バスの利用者が少ないらしいのです。確かに私の乗降するバス停から帰りのバスに乗る人は数人しかいません。途中で多少乗ってきますが、それでも満員、ということにはまずなりません。満員で押し合いへし合いのバス、というのにも乗りたくないのですが。

 

 近頃のバスは低床車が多く、前側のタイヤの部分が荷物置き場になっていて椅子がありません。そこまで乗ってくる人はいないのだろう、という前提で設計させているのでしょうが、昔のバスに比べて椅子が少なく、障害者や老人はどうだかわかりませんが、一般人にとっては乗りにくいことも確かです。

 

 あと、運転手の確保も問題も深刻なようですね。私の乗っている路線の場合、乗客減と運転手不足の両方の要因があるようです。

 

 北海道では先頃、留萌本線が一部廃止になりましたが、廃止されたばかりなのに、今度は代替バスの存廃も問題化しているそうですし、以前廃止された鉄道の代替バスが今度は廃止される、ということも起きているようです。そんなことではその地域に公共交通機関を使って行くことができなくなります。

 

 北海道新幹線建設に伴い、いわゆる「函館山線」の鉄道路線が廃止されるということですが、これまた代替バスの運転手が確保できないのはないか、といわれていますね。また、あまり話題になりませんが、バスになると値段が跳ね上がるのです。以前、田舎に住んでいたとき、鉄道では300円ほどの区間が、並行するバスでは600円だと知って驚いたことがあります。

 

 とりあえず今私にとっての深刻な問題は自分の乗るバス路線の減便です。このところ暑い暑い、と文句を言っているのですが、温暖化の原因に自家用車の乗りすぎがあるのでしょうから、世間ももっと自家用車自粛、バス通勤を励行すればいいのにと思いますが、この職場でも私ともう一人の職員が乗っているだけで、残りは自家用車です。

 

 職場でもそうですし、数少ない知人に愚痴っても反応は冷淡です。もう少し世間はバスの問題に目を向けた方がいいと思いますね。