写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

41  4日目朝 香港の朝、焼きそばを食べ、両替で頭が混乱する(2023年8月3日)

    さて、香港太子地区で朝の散歩をしていましたが、8:00頃、暑いので戻ります。ホテルは狭いものの、冷房が効いていますので1日中ホテルにいたいですが、そうもいきません。

 

   テレビを見ると沖縄の台風のニュースをやっていました。天気予報では香港34度なのに対し東京やソウルは35度だといっています。

 

 ホテルの外に出ると、エレベーターの横に線香立てがあり、線香を焚いています。ビル内で大丈夫なのかな、と思います。

 

    ビルから出て、散歩の時見つけた「就津美食」という店で、鉄板に山盛りになっている焼きそばを買ってみます。18ドルで結構な量がありました。細麺でオイスターソースなのか中国醤油なのか、とにかく大変美味しいです。エビとベーコンが入っていました。テイクアウト式でなので、公園に移動してそこで食べます。

 

 次に両替をします。すでに空港で2万円両替していますが、物価が高いのと、いくらかお札を記念に持ち帰ろうと思っていますので再度両替。30年前には恒生銀行という銀行のレートが良いという話で、実際そこに行ってみてスムーズに両替できた覚えがあります。

 

 周囲にたくさん両替屋がありましたが、あえて恒生銀行に入ってみました。ところが入り口に若い女性職員がいて、用件を聞かれます。日本の都市銀行でもよくあるパターンで、入口で係員が用件を聞いてできるだけ窓口に行かせないようにしますが、それと同様なのかな、と思います。窓口らしきものは入口からは見えません。英語で「エクスチェンジ」というと、やはり英語で「口座(アカウント)はあるか」、といわれ、「ノー」というと、両替はできないとのことでした。この銀行も敷居が高くなってしまったようです。
 
 それではやはり両替屋で、ということになります。たくさんありますが、いちばんレートのいい所を探します。ですがレート表示が日本風の1香港ドル=20円といった表示ではなく、店頭では500香港ドルといった表示です。それにbuyとsellの二つのレートがあります。円と香港ドルのどっちを売るのか買うのか、私は外国人ですからこれまた混乱します。ですが、どうせレートの悪い方で交換されるのだろうな、という推測はできます。実際そうでした。

 

 で、レート表示の数字が大きいほうがレートが良いのか小さい方がレートが良いのか、表示の仕方に当惑して、即座にピンときませんでした。よく考えて数の大きい方がレートがいいのだろうと思い、いちばん数字の大きい店で両替をしました。1万円が535ドルになりました。空港よりも40ドルもいいレートです。日本円にすると800円も差があります。やはり焦って空港で多額の両替はするもんじゃないと思います。

 

    この両替レートのことで一番混乱し、かつ考えさせられたのが香港でした。やはり国際金融都市だからかな、とも思います。香港の人は利に聡いのでこういうことには慣れているのでしょうかね?