さて、香港市内見物に乗り出します。
本当は九龍半島側のメインストリートであるネイザンロードを歩きたいところですが、足が痛くなりそうですので、あきらめて、二階建てバスに乗ります。現地点は太子駅付近のネイザンロードですが、ここから尖沙咀の埠頭行きに乗りたいのです。でも、バス停がどこにあるのかよくわかりません。
様子を見ていると、九龍半島先端の尖沙咀埠頭行きバスはみな角を曲がってネイザンロードに入ってきます。バスはみんな二階建て。1Aというバスが尖沙咀埠頭行きなので、泊まったホテルの近くのバス停まで戻り、そこにきたバスに乗ります。金色のバスです。八達通（オクトパスカード）の使い方に少し手間取りました。
待っている間バスを眺めていましたが、前のバスを眺めていると、ステップが出て車椅子の身障者を下ろしていました。日本のバスではできないと思います。香港の方が進んでいるのかな、と思ってしまいます。
バスは2階先頭席に座れました。乗って気づいたのですが、香港名物だった横長に道路にせり出した看板がほとんどなくなっています。1つ２つ見かけた程度でした。
途中でロンドンレストラン（倫敦大酒樓）という有名な飲茶レストランが見えましたが、昨日飲茶はしたので、スルーします。
ネイザンロードの突き当たりで曲がり、ペニンシュラホテルの前を通って、九龍半島先端にある尖沙咀の埠頭に着きます。まず、スターフェリーの展望台に行ってみました。2階は景色が良いですが、屋根がなく、日向で暑いです。一階は日陰なので案外暑くないです。向かいに香港島のビル群が見え、香港を代表するきれいな景色ですから、一瞬写真を撮ろうかと思いましたが、そこは「写真のない旅行記」ですから、やっぱりやめました。
