写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

35  2023年、レコード大賞の感想

    昨年、というか、これを書いているのはまだ2023年なのですが、今年もレコード大賞を見ました。実はテレビをつけたのは正月以来で、買ってからまだ4年ですが、壊れていないか気になりました。壊れていないか早めにテレビをつけたのですが、番組が始まる前に報道番組をしていて、戦争の爆撃シーンを映していましたが、こういうものもたまには見ないとなあ、とは思いましたね。

 

 もうテレビを見るのが面倒くさくなっているのですが、例年見ているのでやはり見てしまうのですね。この番組がなんだかんだ言われながらもまだ続いているのは私みたいな人をあてにしているのかもしれません。

 

 さて、新人賞ですが、もちろん誰も知りませんでした。今年の場合、曲に関しても、どの曲も聞いた覚えがありませんでした。ですから全く誰が最優秀新人賞になるかわかりませんでした。紹介を聞いているだけで、漠然と「FRUITS ZIPPER」という女の子のグループかなあ、と思っていたら、これは当たりました。適切な授賞なのかはさっぱりわかりませんが。

 

 「特別功労賞」の受賞者がずいぶん多いですが、亡くなった人がそれだけ多いということでしょうね。この賞に出てくる人がいちばんなじみがあります。KANって今年亡くなったのでしたが、愛は勝つ」って32年前の曲だそうですね。愕然とします。

 

 YOASOBIの歌は聞いたことはありましたが、大賞候補ではないのですね。特別国際音楽賞、だとか。ENHYPENとかいう、韓国系の歌手は日本語がうまいですね。K-POP系の歌手もすっかり日本に定着して来た感じです。もう韓国の歌手がかっこよくても驚かなくなりましたし、インタビューに答えているのを聞かないと日本の歌手なのか韓国の歌手なのかわかりません。

 

 でも、NewJeansという女の子のグループは、韓国語で楽曲を披露していました。私は親韓派を自認していますが、それでも日本レコード大賞」で、韓国語の歌が大賞候補になるのには違和感を感じました。まあ日本語であろうが韓国語であろうが、英語混じりの歌ですし、歌詞が聞き取れないことには変わりありませんが。

 

 「優秀作品賞」のうち、名前と歌が一致したのはMrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」だけでした。この歌は「ケセラセラ」とうたう部分が印象に残っていたし、題名とサビの歌詞が一致しているのでわかりやすかったのでしょう。もっとも、題名と歌手名と曲が一致したのは最近です。

 

 YOASOBIが大賞候補から外れていたので、この歌が大賞かなあ、と思ってみていたら、やはり大賞でした。ここ数年、当てずっぽうで一応予想するのですが、全くハズレ続きでした。ところが、今年は最優秀新人賞も大賞も私が予想したグループが取りました。特にファンというわけではありませんが、こういうのは嬉しいですね。

 

 正直、4時間半もテレビを見るのはきつく、ながら視聴だったのですが、翌日の紅白と比べると、どちらも知らない歌手、歌中心とはいえ、正直、紅白よりこっちの方が見やすいな、という印象でした。

 

 まあ紅白と合わせて、たまにはテレビも見てみるものだな、と思いましたね。