写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

03 鳥取から木次線経由三次まで(2002年8月4日)

 翌日8月4日は日曜日。ホテルが簡単な朝食つきだったのでさっさと食べて、鳥取発7:30の列車に乗り、米子へ向かいます。この区間は3年前に乗ったのでボヤーッとして半分寝ていました。米子9:53着。すぐ10:01発の電車に乗り継ぎます。松江を過ぎ、宍道湖を眺めて11:09宍道着。今日はこれから初乗りの木次線に乗ります。

 

 11:13出発。いなかの細道をゆっくりたどっていきます。軽快型の気動車一両編成ですが、窓のところに蜂がいて気になります。運転手は若い兄ちゃんです。ところが木次駅でなぜか1両増結して運転手もおじさんに交代。なんで客の少なそうな区間で増結するのか不思議です。

 

 途中でやたら長い直線トンネルがありました。ちいさな出口が見えるのですがなかなかそこにたどり着かないのは案外面白いものです。山間地の中に妙に建物が立派な町があり、竹下元首相の恩恵かな、と思ったりします。そのあと、亀嵩という駅があって、そばで有名です。この日の日程で昼ごはんを食べる適当な駅がなく、ちょうど12時ごろにここを通過するので予約して持ってきてもらおうかとも考えたのですが、電話番号もわからないし、結局断念しました。

 

 次の出雲横田でなぜかまた1両切り離し、運転手がまた別の若い兄ちゃんに変わります。次の八川は古びた駅舎でしたが、何か売っているのか食堂になっているのか、よくわからないながら興味深い駅でした。

 

 次の出雲坂根三段式スイッチバック駅です。ここでトロッコ列車と交換。それでにぎやかです。この駅の片隅に延命水と言う水が湧き出していて、名物になっています。私も人をかき分けて一口飲んでみましたが、案外ぬるくて大したことないという印象でした。駅を出てスイッチバック。反対向きで坂を上り、また前を向いて走り出します。もうこの辺になるとマニアが数人乗っているだけになりました。

 

 唯一地元客と思われるばあさんが「橋が見える」といっていました。すると「おろちループ」という立派な道路のループ橋が見えます。なかなか壮観で、列車もゆっくり走ります。これも竹下氏の力なのでしょうか?

 

 そうこうしているうちに広島県側に入り、何もない備後落合に13:58着。木次線は前に乗った肥薩線五能線ほどではありませんが、なかなか面白いローカル線でした。昔は夜行急行もあったのですが、この調子では路線そのものがいつまでもつかあやしいです。実は私の乗った列車も本当は日曜運休なのですが、この日だけ例外的に運転したものでした。

 

 接続よく14:01発。芸備線に乗ります。この線は昨冬に乗ったのであまり新鮮さはありません。ですが、この前と同様、カーブをやたらゆっくりと曲がります。どうも時速15キロ制限にしているようです。冬に乗ったときは崖の雪崩に注意するためか、と思ったのですが、夏でもこうですから、どうも違うようです。とにかく、こんなスピードでは、地元の人は嫌気がさして乗らなくなるでしょうね。三次15:11着。