写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

58  「かねさ甘味噌」が「かねさ味噌」にリニューアルしたのですが…<その2>

 昨日は、長年愛用していた「かねさ甘味噌」が「かねさ味噌」になって、とまどったという話を書きました。その続きです。

 

 「従来品と同じなのか、味が変わっていないか気になる、「甘味噌」と名がつくと美味しそうに思えるので復活させてください」という主旨の問い合わせメールを「マルコメ」に送ったのですが、翌日、返信メールが来ました。

 

 2021年の10月にリニューアルしたのだとか。今回のものは「酵母エキスパウダー」が入っていないそうです。結局、味噌汁の材料だけ買ってありましたので、翌日出直し、近所の小さなスーパ-で「かねさ味噌」を買いました。どんな味になっているやら、気がかりでした。 

 

 そして豚汁を作ってみました。結論から言えば、許容範囲内でした。以前の「かねさ甘味噌」はよく見たら「だし入り味噌」と表示されていましたが、今度の「かねさ味噌」は単に「味噌」と表示されていました。味噌汁を飲んでみたのですが、私の舌では何となく、ちょっとうまみが薄くて、そのぶん塩分が強いような気がしました。ですが、もともと塩分の味を強く感じる味噌だったので、まあこんなものだろう、と思います。

 

 製造者が大手の「マルコメ」になったのに、名前から「甘」が消えただけで、パッケージデザインも以前のものと同じですから、できるだけこれまでの味とイメージを尊重したものと思われます。

 

 「津軽味噌」とはいえなくなったのは残念ですが、まあ味の面では大きな変更はなかったのでよしとしましょう。この味噌は北海道で根強い人気があるそうですが、この製品をあえて買う人は高齢者で長年使っていた人が多いでしょうから、あまり大きなリニューアルはしない方がいいと思います。

 

 この程度の変化であれば、これからもこの味噌を買ってもいいのですが、昔と違って少量パックがなくなり、使い勝手が悪いし、都市部の大型スーパーにはあちこちの多種多様な味噌がありますから、たまには浮気してもいいかなあ、と思いました。

 

 ただ、1.2キロでパックですから量が多く、しばらくはこの味噌を使い続けることになります。まあ一安心ですが、やはり私は変化に弱いなあ、と思ったのでした。