写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

70  ホタルイカと行者ニンニクを酢味噌和えで食べる

    このところこれ、といった珍しい食べ物を食べていなかったのですが、先日、スーパーでホタルイカを見つけました。ボイルされたものです。

 

    かなり以前、金沢ゴールデンウィークの頃に行ったとき、入った居酒屋でこの「ホタルイカの酢味噌和え」を食べていたく気に入りました。翌日も別の居酒屋で同じものを頼みました。

 

 それ以来、「ホタルイカ」が大好物になりましたが、春先に金沢の近くの富山湾で獲れるものがおいしいそうで、こちら北海道ではそう見かけるものではありません。たまにデパートで売っていることがありましたが、富山のものではなく、また、ただ酢味噌をかけて食べただけでは金沢で食べたものとは比べものになりませんでした。

 

 今回も北海道のスーパーで見かけたものの兵庫県と表示されており、また、新鮮とは言えないでしょうから、正直なところ、「どうかな?」と思いつつ、でもやはり食べたくなって購入しました。

 

 ホタルイカだけではなく、もう一品、と思って、野菜売場を眺めます。4月になると私の好物の菜の花は売場から消えています。ただ、春野菜のコーナーに「行者ニンニク」がありました。ちょっと量の割に高かったのですが、北海道の春を告げる野菜、というより山菜なのでしょうが、これと家に残っていた豆腐を食べることにしました。

 

 ただ、ホタルイカは以前の経験では買ってきたものをそのまま酢味噌和えにして食べたのではおいしくありません。ネットで検索すると、家で再度ボイルした方がいいようです。そこでお湯を沸かしてこのホタルイカと、行者ニンニクを茹でました。

 

 そして酢味噌をかけて食べます。残っていた豆腐はマルカワ食品という会社の「北海道産大豆絹とうふ」というもの。これがどうも私の口にいちばん合います。これは冷奴で。

 

 問題のホタルイカですが、金沢で食べたものに比べるとやはり劣りますが、それでも再度ボイルすると、結構おいしいです。やはり一手間かけることが必要ですね。行者ニンニクも好物なので、高かったですが、年に1~2回ぐらいなら食べてもいいでしょう。精もつきそうですし。

 

 久しぶりにホタルイカを食べて、満足しました。