写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

60  考えてみれば公明党と共産党に「嫌いな政治家」が思い浮かばないのですが…

 昨日、「嫌いな政治家」を列挙する記事を書いて、我ながら「おやっ」と思ったのは、左右問わず嫌いな政治家の名前を挙げていく中で、公明党共産党の政治家がひとりもいない、ということです。

 

 共産党は何人か知っている政治家がいますが、昨日私が挙げた類型に当てはまる政治家は見当たりません。以前小池晃氏が「パワハラ」で謝罪したことがありましたが、その程度でしょうか。小池氏だって、昨日名前を挙げた政治家に比べれば、まだおとなしいかな、という印象を持っています。志位和夫氏も現委員長の田村智子氏にしても、個人としてそう強い嫌悪感をもたらすような言動は聞いたことがありません。

 

 公明党に至っては、代表の山口那津男氏は穏やかそうですし、公明党の議員で問題発言をしたり、パワハラをしている、という議員は私の知る限りでは聞いたことがありません。

 

 でも、私はこの両党に関しては、投票の対象にしたことがありません。キャラが立つ人が少ない、という理由を考えたとき、この2党は徹底的な組織政党だからかな、という気がします。

 

 共産党の政治家の名前は何人か思い浮かびますが、公明党の政治家は山口代表以外思い浮かびません。この両党とも、個性が強い政治家がないのでしょうかね?この傾向は、共産党よりも公明党の方がより強いのではないかと思います。特に公明党の場合、山口代表以外の政治家は、好き嫌い以前に知らない、支持者以外に知名度が低い、という事情がありそうです。いい意味でも悪い意味でも、話題になる政治家自体がいないのですね。

 

 でも組織政党としてのこの両党には近寄りがたい感じがあります。共産党は除名問題などでほころびが見えますが、組織の冷たさを感じますし、公明党に至っては、個性のある政治家がいないのか、と思ってしまいます。

 

 公明党共産党も、投票する人は候補者個人よりも政党名で投票しているように思いますし、特に首長選ではこの両党の候補は個人的人気がないので幅広い票を集めることができず、当選出来ませんよね。共産党はごくまれに当選することがあるようですが、公明党は候補自体がたてられませんね。

 

 それぞれ内部にはいろいろな人がいて、いろいろな問題が起こっているのかもしれませんが、それが外に表れにくい、というのがかえって組織政党としてこの両党から親近感を失わせている、という気がしないでもありません。

 

 この両党の場合、個人よりも組織的体質が嫌い、ということで、自民や立憲は個人で嫌いな政治家はいるけど、公明共産は組織自体が嫌い、ということで、結局私にとってはどっちも嫌い、ということになってしまうのでしょうかね?維新は個人も組織も嫌いだなあ、と思ってしまいますけど。

 

 まあ、どっちみち私は「嫌い」が多い人ですね。