写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

05  「石破やめるな」と小泉氏と高市氏と、そして陰謀論と…

 明日からは旅行記を再開するつもりですので、政治がらみの記事は今日で一区切り、しばらくお休みになります。選挙の前後はどうしても各政党や候補者のことをあれこれ書いてしまいます。まだ書き足りないところもありますし、言及していない政党や候補者もありますが、とりあえず打ち止めにします。

 

 政治記事の最後に何を書こうかな、と思います。自民党が惨敗したにもかかわらず、「石破やめるな」デモというのがあったそうですね。以前石破氏が自民党総裁、首相になったとき、案外私の周りでは「ホッとした」という評価が多かったのですが、それは石破氏や自民党を積極的に支持しているというよりも、普段親野党である人たちが、石破氏が自民党の中では穏健そうに見えるので、小泉氏や高市氏の政権よりマシな政権になるだろう、という消極的期待でした。

 

 こういう人たちは選挙で自民党に入れませんから、石破氏の自民党は選挙に勝てないのでしょう。そして反石破派は自民党から参政党や日本保守党に流れてしまったようです。石橋は退任する意思がないようですが、どこまで粘れるのでしょうかね?

 

 石破氏がやめた場合、次の総理総裁は高市早苗小泉進次郎、と言うところなのでしょうが、小泉進次郞氏の場合、農相として備蓄米を放出させた、ということで一定の評価はあるものの、若すぎるし、父親以来の新自由主義のイメージもあって格差拡大などの方向に向かっていくのでは、という懸念があると思います。彼の場合は、リベラル層からの自民党支持への流入が期待されるのでしょうが、そううまくいくかどうか。

 

 高市早苗は、やはり保守、と言うより私の言う右翼革新派の根強い支持があります。高市氏なら、確かに参政党や日本保守党に流れた層を自民党に呼び戻す効果があるかも知れません。ですが、高市政権の場合、本人がどうあろうと、そうした層に引っ張られる可能性があります。それを懸念した「石破氏やめるなデモ」なのでしょう。

 

   ところで、今回の参議院選挙の時もニュースのコメント欄が参政党支持一色になりましたが、その前の自民党総裁選のときは高市氏支持一色でした。そうしたことから、私はこの層はかぶっている、と見ています。自民党総裁選で高市氏が敗れたことでこの層が参政党に流れていった可能性が高いと思っています。なぜ保守党でなく参政党なのか、という疑問は残っていますが。

 

 今回参政党が大幅に得票を伸ばしたとはいえ、あのコメント欄の高市→参政党支持の数の多さを見ると、これって本当にひとりひとりが書いたものなのだろうか、と言う疑念もあるのです。陰謀論めきますが、AIとかボット(こういうものの実態を私はあまり知らないので慎重に書かないといけないとは思いますが)を使った可能性もあるのではないか、と疑っています。

 

 さすがに今回分断を狙ってロシアがボットを使った参政党支持の選挙介入をした、とは考えにくいですし、私は「ディープステート」など信じませんが、それでも高市派や参政党に何か謎めいた陰謀論を感じてしまうのですね。陰謀論が言い過ぎなら、「あやしさ」でしょうか?

 

 ネット素人の私にとって、米ロ中あたりの選挙介入について、あったとも全くなかったとも言い切れません。近頃は翻訳も優れていますから、昔なら簡体字が混ざっていて「なんだかおかしい」という文章もありましたが、最近はきっと見分けがつかないでしょうね。参政党は「スパイ防止法」を主張しているのですが、そんなにうまくいくのだろうか、と思います。