先日来、「Google翻訳」にハマっている、という話を書いていたのですが、この「Google翻訳」、特に韓国語の翻訳に不満がありました。まあ、英語や他言語では私の語学力ではどうこう言えないわけですが。
ということで、他の翻訳サイトはどうだろう、と思って探してみたところ、「DeepL翻訳」というサイトが見つかりました。これで翻訳してみると、韓国語など、「Google翻訳」よりはこなれた訳になっています。以前の記事で指摘した、「姉」(누나)の訳も「いらっしゃいませ」(어서 오세요)の訳もちゃんと出てきますし、「釣り銭」はちゃんと「거스름돈」という訳で出てきます。Google翻訳のようなトンチンカンな訳は出てきません。
他の言語はわかりませんが、Google翻訳が直訳調なのに対し、概してこちらの方がこなれた翻訳が出てくるようです。まあそれでも、以前の記事で指摘した言語の特性に関わる問題もあり、100%完璧な翻訳とは行かないようですが。
ただ、「Google翻訳」が100カ国語以上に対応しているのに対し、「DeepL翻訳」は、35カ国語対応のようです。まあ、聞いたこともない言語の訳など使うこともないと思いますが、私が使う可能性のある言語としては、今のところ、タイ語と広東語に対応していません。
でも、「DeepL翻訳」は、英語もアメリカとイギリスで分けていますし、スペイン語もスペインとラテンアメリカで分けています。
違う表現を探すのに、「Google翻訳」と同様に「代案提示」機能があるのですが、中国語の場合は「Google翻訳」と同様、「簡体」「繁体」両方に対応しているものの、今のところ代案提示機能がまだできていないようです。ただ、簡体の方は「推敲機能」があるのでこれである程度代用できるようですが。
それと、「Google翻訳」の方は一度に5000字まで入力できるのですが、「DeepL翻訳」の方は1500字までとやや少なめです。
あと、「DeepL翻訳」の方は、音声出力がまだ不十分で、試した範囲では、なぜか日本語と韓国語ぐらいしかありませんでした。英語も使えないのですね。これはむしろ不思議でした。しかも韓国語や日本語も、機械的でぎこちない音声です。音声出力は「Google翻訳」の方がこなれていますし、対応言語も多く、充実しています。
ということで、ここ数日はまず「DeepL翻訳」で翻訳してみて、これを「Google翻訳」の方に移して音声出力で聞いてみる、ということを試しています。しばらくこれを続けてしまいそうです。
両方とも、これからもっと進化していくのですかね?こういう利便性の向上は、素直に嬉しいものです。