写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

21  3日目昼 「タラート・サオ」とラオス料理(2025年1月10日)

 ラオスヴィエンチャン凱旋門「パトゥーサイ」を出て、しばらく歩いて行くと、「タラート・サオ」という、市場、というよりショッピングセンターの建物があります。「朝市」という意味だそうですが、ショッピングセンターです。

 

 見どころの少ないヴィエンチャンなので、せっかくですから入ってみました。ですが、垢抜けない衣類の店が並んでいる感じで、上階まで登ってみたら、薄暗い雰囲気の貴金属店が並んでいました。

 

 長距離を歩き疲れていたせいもありましたが、タイやベトナムの市場やショッピングセンターを見たことのある私にとっては、時に興趣を惹くようなものもなく、東南アジアのパッとしないショッピングセンターという印象でした。これでもラオス随一のショッピングセンターなのだろうと思いますが。

 

 やはり韓国の影響が強いのか、ハングルの看板も見かけたせいか、一昔前の韓国のような感じでした。歩き疲れていたこともあり、一通りぐるっと回って外に出ます。

 

 そのあとも、また歩いてホテルのあった通りまで戻らざるを得ませんでした。どうもタクシーのつかまえにくい町です。

 

 昼食はせっかくですからラオス料理、ということにします。ホテルの近くに「バーカオ・ラオ」というラオス料理店があると「地球の歩き方」に紹介されていましたので、そこに行きます。看板が小さく、見つけるのに苦労しましたが、入ってみます。

 

 メニューを見ましたが、どれがいいのかよくわかりませんので、ガイドブックに載っていた「ラープ」という鶏料理を所望することにしました。これとラオス名物である「カオ・ニャオ」という小さな籠に入ったもち米のご飯と、水ももらいます。

 

 「ラープ」という料理は何かカリカリのものがまぶしてある挽肉と香草の炒め物でした。「カオニャオ」はもち米とのことでしたが、細長いタイ米でした。タイ米にもうるち米ともち米があるのでしょうか?味ですが、まあまずくはないものの、むちゃくちゃうまいか、といわれれば、そうでもありませんでした。

 

 店の中には池があり、鯉かなんかが泳いでいました。

 

 料理を待っていると、横にいた欧米人に英語で話しかけられました。ドイツ人とのこと。中国人でも韓国人でもないようなので日本人だろうと思った、と言われます。Yシャツを着ていたので「有能な」ビジネスマンのように見えるといわれます。実はダメダメなのですが。

 

 会計は11万5千キープでした。ラオスではタイバーツの支払いもできるということだったので、試しに「タイバーツ」と言ってみると200バーツでした。ということでタイバーツで支払います