写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

13  新しい町で冷やし中華を作る苦労

 初夏になり、そろそろ冷やし中華の季節です。私は冷やし中華が好きなので、夏場、何度も食べることになります。

 

 ところが今春以来、新しい町に引っ越して、この町の中心部にあるスーパーは品揃えが貧弱ですから、困ることになりました。その一つがこの冷やし中華でした。

 

 このスーパーには、麺とタレがセットになった冷やし中華を売っています。そしてキュウリも勿論あります。ここまでは問題ありません。紅ショウガもありました。

 

 ところがです。刻みハムと錦糸玉子が売っていないのです。これでは冷やし中華になりません。

 

 ハムは円形のハムを細く切って使えばいいのでしょうし、錦糸玉子は卵焼きを自分で作ってそれを細切りにすればいいのかもしれません。でも、やはり見栄えが悪いし、特に錦糸玉子はやはり出来合いのものの方がいいです。ということで、たかが冷やし中華の材料を買いそろえるために、週末に札幌のスーパーまで出かけて買ってきてしまいました。

 

 しかし以前住んでいた郡部のスーパーでも錦糸玉子と刻みハムぐらいは売っていたのに、いくら郊外の大型スーパーに客を取られた中心部の小型スーパーだからといって、一応は中規模都市なのですから、冷やし中華の材料がそろわないのは困ります。麺とタレの冷やし中華セットを買った他の顧客は、一体どのようにして冷やし中華を完成させているのでしょうか?

 

 そして今のマンションはIHクッキングヒーターなので、今の家にはこれに対応した鍋が小型の一つだけしかありません。ということで今までならば大型のアルミ鍋で麺をゆでていたのですが、仕方なく小型鍋でゆでました。まあ一応ゆでられることはゆでられたのですが、どうもゆでにくいし、一部くっついて水で冷やすときもぬるい部分が残ってしまいました。

 

 生活が変わると、たかが冷やし中華ひとつでもなかなかうまくいかないものですね。