写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

22  新しい町での買い物事情<その3>

 新しい町に来て、中心街の小型スーパー何回か通ったのですが、やはり物足りなくなってきました。一番困るのは惣菜が貧弱だ、ということです。メインのほかに一品付け加えたい、というときに適当な品がないのですね。

 

 遠くのスーパーまで惣菜だけを買いに行くのも難しいし、惣菜はネットスーパーや通販でも品揃えがよくありません。それに惣菜は買い置きもしにくいものです。それなのに、なければないで寂しいものなのですね。

 

 ちょっと遅くなって、6時過ぎに帰るとこのスーパー、惣菜や弁当がほとんど残っていません。疲れているので弁当で済まそうか、と思ったのですが。5時過ぎであれば割引になって残っているものの、6時を過ぎるとなくなるのですね。

 

 鮮魚も少しありましたが、切り身ではなく、大きな魚でも、半身や一匹まるごとで売っています。ということで買いにくいです。鮮魚店なら切ってくれるでしょうが、ここではそういうわけにいかないのでしょう。

 

 小規模スーパーでは魚が弱点、という場合がよくあります。学生時代、大概の物は大学生協内のスーパーで買っていたのですが、魚だけは今ひとつだったので近所にあった鮮魚店で買っていました。

 

 前に住んでいた町では、日によって品揃えに当たり外れがあったものの、小型スーパーに魚屋がテナントとして入っており、ここは大型スーパーにはない面白い魚をたまに売っていましたが、今度の町のスーパーではそうはいかないようです。

 

 今住んでいる町では、昨日書いたように、近くにちょっとした市場らしきものがあるのですが、おそらくここは、昔はもっとまともな市場として機能していたものと思われます。ですが今は品数の少ない魚屋が残っているぐらい、という感じなのでした。

 

 在来市場や商店街の中では比較的鮮魚店が生き残りやすいのですが、あの品揃えではなあ、と思います。先日行った鮮魚店ももっと品揃えをよくしたいのでしょうが、郊外の大型店に客を取られて、車に乗れない老人や昔からの常連客頼み、といったところなのかもしれません。

 

 この町の中心部にある商店街はシャッター通りと化して壊滅状態なのですが、閉店している店の看板を見ると、もっと昔は住みよかったのだろうな、と思います。もっとも、店をやめてマンションを建ててそれで食っている人も多いでしょうから、昔はマンションの物件が多くなかったのかもしれません。

 

 結局のところ、生活はなかなか難しいなあ、ということになってしまいます。