写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

27  地元の整形外科を受診してみました

 私は大きな病気はしていませんが、小さい疾患はいろいろあって、その一つに「ゴルフ肘」(上腕骨内側上顆炎)があります。

 

 これまで、前に住んでいた町で医者に通っていましたが、3月の前回通院では、「もうダメ」といわれて痛み止めの注射を打ってくれず、「手術」なんていわれました。2週間ほど手が使えなくなる、といわれましたが、一人暮らしですから不都合で、そのまま引っ越してしまいました。

 

 ですが3ヶ月たっても痛みが引かないので、再度整形外科に通院することにしました。遠いのにわざわざ前に行っていた医者まで行くこともないだろうし、札幌中心部にしようかな、とかあれこれ考えて行きそびれていたのですが、結局、今住んでいる町の家の近くに整形外科があるし、徒歩で行けるのでここに行きました。

 

 今住んでいる町は地方の衰退都市なのに、医者だけは多くて、精神科系は見かけませんが、それ以外は医者で困ることはなさそう、という感じです。今日行った医者の周囲はみな医院と調剤薬局でした。歯科は多すぎたのか廃院を見かけますが、眼科あたりでも徒歩圏内に3軒あります。

 

 実際行ってみると、初診だったせいか、土曜だったせいか、非常に混んでいて、レントゲンを撮って、診察まで2時間半待ちました。

 

 診察結果ですが、前の医者と同じ見立てでした。ですが初診だからか、このお医者さん、老齢で手術をもうしていないのか、あるいはまだMRIを撮っていないせいか、まあ諸事情あるでしょうが、手術の話はされず、前の医者はもうこれ以上ダメ、といっていた痛み止めの注射を打ってくれました

 

 建物は新しく、きれいでしたが、ただ違うのは、医者が老人、多分70歳前後の人と思われることでした。そして看護師にも腰の曲がりかけた60代、あるいはそれ以上と思われる人がいました。レントゲン技師も白髪の人でしたし、調剤薬局薬剤師も60代ではないか、と思われる人がいました。診察担当を見ると、常勤医は院長だけのようです。ほぼひとりでこの病院の診察を担当しているようでした。

 

 老人の患者が多く、混雑して繁盛しているので経営面で困ることはなさそうですが、新しく大きな建物なのに、この院長が引退したらどうするのだろう、と思います。

 

 前に通っていた整形外科の場合は、別の医者が開業していた後を、私が受診した現院長が引き継いだらしかったのですが、今度の町は衰退都市ですから、そういう風に事業承継がうまくいくのかな、と思います。

 

 で、薬局で痛み止めの薬と湿布をもらってきました。今のところは医療面で不便ありませんが、先々はわからないなあ、と思って帰ってきました。