2019年の夏、ロシアに行ったのですが、そのときは当然、日本円をルーブルに替えて行きました。ロシアの外貨両替事情などよくわかりませんから、とりあえずレートが悪いだろうなあ、と思いつつ、現地空港でルーブル両替ができないときに備えて、札幌の北海道銀行の外貨両替コーナーでルーブルを手に入れました。そのときは覚悟していたのですが、思ったよりレートが悪く、1ルーブル＝2．2円でした。
現地に行ってみると、ウラジオストクの空港では夜にもかかわらず、意外にも両替所が開いていて、どうしようかな、と思ったのですが、ここでも交換しました。このときは1ルーブル＝2円のレートでした。
その後ウラジオストクの町を歩いていると両替所があり、そこに入ってみると、ここはレートがよくて、1ルーブル＝1.67円ぐらいのレートでした。
まあおおまかに言って、2019年の夏の段階では、1ルーブル＝2円、と考えていました。使い残しは次回行く機会があるかも知れないので取っておこう、という気持ちがあったのと、一種の記念品として各種紙幣を一枚は残しておこう、と思ったこともあり、ルーブル紙幣が何枚か手元に残っています。合計すると、7850ルーブル、当時のレートで約15000円です。
ところがコロナ禍に続いてロシアのウクライナ侵攻で、ロシア旅行どころではありません。各種経済制裁が始まっていて、ロシアルーブルのレートは急落。今調べたら1ルーブル＝1.06円です。実際に交換するともっと悪いレートでしょう。かつて1万5000円ぐらいの値打ちのあった私の手元のルーブル紙幣は、よくて7000円ぐらいでしょうか？
これからもっと悪くなる可能性が高いし、下手したら交換してもらえなくなるかも知れません。まあ旅行のお土産と割り切って取っておくことにしますが、それでもへこみますね。コロナだけでもロシア旅行に行けなくなって、あーあ、と思っているのに、戦争だなんて、全く余計なことをしてくれるわい、プーチンのバカ、と思います。
