旅行に出ている間の穴埋め記事として、1月のベトナム旅行記の補足的なこと、後で気づいたことなどをまとめておこうと思います。そうまでして毎日更新しなくてもよいのでしょうけどね。本編やコメント欄でのやりとりと一部重なる部分があると思いますが、ご容赦ください。
ベトナムの通貨について
ベトナムで困ったことの筆頭がこの通貨事情です。この国、行く前から予想していたのですが、通貨価値が極めてわかりにくいです。しかも硬貨が事実上なく、高額のものから少額のものまで、すべて紙幣です。通貨価値がわかりにくいので、相当戸惑いましたし、そのことで不愉快な思いもしました。
民間で勝手に下3桁を省略する慣習があるのですが、省略されているのが下2桁の場合もあるようで混乱しました。この国、公的にデノミをする必要があるように思います。とはいえ、過去にデノミをやったことがあるそうで、そう何度もやるのは国家のプライドが許さないのかもしれません。
なお、ベトナムの最高額紙幣は50万ドンでした。最高額紙幣の50万ドンは約3000円ですね。
とにかくわかりにくいので、換算表までは作りませんでしたが、ぼったくりに遭ってからはいちいちスマホで計算していました。
通貨に関してベトナムとやや似た状態にあるのが韓国で、ウォンは日本円より価値が低く、桁数が多いです。ただ、おおむね日本円の10分の1なのでまだわかりやすいです。それでも時々ケタを間違えますが。
韓国も最高額紙幣が50000ウォンで日本円で5000円程度。しかもこれが発行されたのは2009年でした。それまでは1000円ぐらいの価値しかない10000ウォンが最高額紙幣でした。
それで韓国では以前、高額取引のときは「手票」という小切手が使われていて、昔韓国語を習ったときもテキストに出てきました。そういう経緯があるのでキャッシュレス化が日本より進んだのだと思います。
キャッシュレス化について
ベトナムのキャッシュレス化事情はどうなのか、ということになると、私は日本でも海外でも現金派ですから、ベトナムのキャシュレス化事情はわかりませんでした。
ベトナムのような物価が安く、ぼったくりのある国では、高額紙幣を出すとおつりをごまかされたり、逆におつりがないと言われて嫌がられることがあるそうです。地元民ではないのでキャッシュレス化の状況はわかりませんが、現金の使いにくさからして、キャッシュレス化が進んでいそうな気もしますが、発展途上国ですし、実際のところはどうでしょう?