写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

27  ベトナムフェスティバルで「ハノイ風ブンチャーネム」を食べてきました

  先週のことなのですが、また札幌に出てきました。買い物と用件があったので。買い物ですが、地元の小型スーパーだけではなかなか欲しいものがそろわず、札幌のスーパーまで買い出しに出かけてしまうのですね。こういう習慣、そのうち面倒になってしなくなるかと思っていたのですが、どうもそういうわけにもいかず、半年近くたっても続けています。

 

 さて、札幌に出て、道庁前の赤れんが広場というところを通りかかると、松山千春の歌が聞こえてきます。カラオケ大会でもやっているようです。で、よく見ると、ベトナムフェスティバル」なるものをやっており、ベトナム人のカラオケ大会でした。若い人が歌っていました。次の人も中島みゆきの歌。通りがかっただけですが、若そうで日本にも最近来たのだろうに、何でこんな歌を歌うのだろう、と不思議に思いました。

 

 で、その先にはベトナム料理やベトナムビールを出すテントの出店が並んでいました。もしかしたら私の好物の「ブンチャー」があるかもしれない、と思います。このブンチャー、米できた白い麺をつけ麺にして食べるのですが、ハノイで食べて以来はまっていました。

 

 前に住んでいた町にはベトナム料理店があったのですが、引っ越す前に閉店してしまい、今の町にはベトナム料理店がありません。食べたくなって、よく検索していました。札幌のベトナム料理店を探して食べに行くか、と思っていたところだったので好都合です。ちょうど昼食も食べていませんでした。

 

 ブンチャーを出しているところはないか、と思うのですが、一軒ありました。覗いてみるとベトナム人の兄ちゃんがメニューを見せるので指さします。ハノイ風「ブンチャーネムなるもので、850円でした。今検索すると「ネム」とは「春巻き」のことのようです。そういえば切った春巻きが入っていたように思います。

 

 もっともお祭りの出店なので、簡易的なもので、発泡スチロールのお椀に「ブン」と肉と小型のハンバーグ状のものを入れ、あと野菜をちょっと載せてつけ汁を上からかけたものでした。本場では麺はかたまり状になっていてほぐして食べるのですが、ほぐれていましたし、野菜は本場のエスニックな葉のようなものではなく、レタスのようでした。

 

 まあそれでも、肉類は網焼きしているので非常においしいです。ベトナム料理の肉は網焼きするのでおいしいのですね。それにつけ汁もおいしいです。もちろん完食。

 

 まあイベントでの簡易的なものでしたのでもっと本格的なものを食べたい、と思ったのですが、とりあえず久しぶりに食べることができてよかったと思います。

 

 しかしベトナム人の出稼ぎ者が多いのか、こういうイベントをできるくらいになったのですね。ベトナムの影響力も強くなったなあ、と思います。近頃の排外主義の人たちは、こういうイベントも毛嫌いするのでしょうかね?