写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

16 横浜&羽田空港から帰着(1999年8月10日)

 横浜について、まずは横浜中央郵便局で貯金。私の前の番号のおばあさんが窓口でまごついていたのでイライラしたのか、私のように遊びで貯金している人に腹を立てたのか、若い男の局員は、「住所が違う」(アパート名を省略してたので)などと言いがかりを付け、「きちんと書いてくれないと困るんだよね」とか「(自分の)ハンコはいらない」(以前にもどこかでいわれましたが、もっとソフトな言い方でした。押す欄があったので押していたのです。)などと文句を言っていました。まあ大きなトラブルではなかったにせよ、こういう対応は初めてでした。

 

 東京より横浜を優先させた理由は、大倉山というところにいくためです。ここに大倉山記念館という建物があります。これを見に行きたかったのです。なんでそんなところに?ということですが、大学生のとき、大学の構内に1999年の夏休みという映画のポスターが貼ってありました。私は普段映画をほとんど見ませんが、このポスターがすごく気になって、珍しく見に行きました。ミニシアターみたいなところでしたが、満員に近い状態で、一人で行ったので場違い感がありましたが、幻想的できれいな映画でした。

 

 その後、インターネット時代になって、「1999年の夏休み」のロケ地が紹介されていました。その中の一つに「大倉山記念館」があったのです。他は高原だったり、湖だったりしたので簡単に行けそうもありませんでした。ですがここなら横浜なので、ついでに行けそうです。ちょうど「1999年の夏休み」、おじさんになっていましたが、見物してくることにしました。横浜駅から東急東横線大倉山駅。そこから歩きます。まあ、行ってみるとさほど感心するほどではありませんでしたが、やはり外観は趣のある建物でした。 

 

 東横線で大倉山に行きましたが、この線、意外と勾配がきつく、なかなか面白かったです。帰ってきて横浜駅でどしゃ降り。この日の東京周辺はとても不安定な天気でした。横須賀線に乗って東京地下駅に到着。神田でおいてあった荷物を取って、羽田空港へ。20:05発の全日空で千歳空港に帰ってきました。正規料金なのにお菓子も出ないし、何だか有り難みがなかったです。

 

 ということでおしまいです。次回は感想・補足を書こうと思います。