写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

19 「子供盆おどり唄」

 先日来、盆踊りなどで使われる「新民謡」を紹介してきましたが、さほどの思い出があるわけでもなく、自分で書いておきながら、なんだかなあ、と思っています。こういう歌があったなあ、という程度です。盆踊りなど行きませんし。

 

 さて、それでもネタ切れ対策でもうひとつ紹介してきます。今度は北海道に来てから知った曲です。「子供盆おどり唄」という曲。持田ヨシ子という人が歌っているそうです。

 

 この時期盆踊りがあると、夕方に流れてきます。北海道に来たのは大きくなってからで、子供の頃ですら盆踊りなど滅多に行かなかったのに、大きくなってからはもちろん盆踊り会場などには足を運びませんから、遠くから流れてくるのが聞こえてくるだけです。

 

 でも毎年、おそらく盆踊りの始まった直後、夕暮れ時に流れてくるのは、それはそれで風情があります。北海道の短い夏が終わるのかなあ、という軽い哀感のようなものを感じる曲です。

 

 北海道の盆踊り唄である「北海盆唄」には子供には不適当な歌詞があったそうで、それとは別に盆踊りの最初に流すための子供盆踊り歌が作られ、北海道の盆踊りの風物詩となった、という話をどこかで聞いたことがあります。

 

 考えてみれば、この「子供盆踊り唄」は会場から聞こえてくるのに、その後の本編の盆踊り唄は遠くから聞こえてきた、という印象がありません。この曲の方が遠くからでもよく聞き取れるメロディーなのか、それとも夕方、買い物のために外出する時間帯に流れるからなのか、考えてみれば不思議です。

 

 語れることはこの程度。このシリーズ、やってみてわかりましたが、曲について、どうもうまく語れませんね。イベントから背を向けて暮らしているような人間が、盆踊りというイベントで流されるご当地ソングについて語ることに無理があったのかも知れません。あと一曲紹介して今回のシリーズは終わります。

 

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