写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

01 北海道から東京経由岡山まで(2001年12月27日)

 47都道府県貯金旅行記、47都府県の県庁所在地の中央郵便局で1万円ずつ貯金、ということを繰り返して45局まで達成。残すは沖縄那覇と地元の北海道札幌、ということに相成りました。今回は最後の貯金旅行記です。

 

   では、はじめさせていただきます。また当時書いたものを一部リライトした以外はほぼそのまま載せています。

 

 旅行記一回目。今回は沖縄メインですが、とりあえず岡山まで。今年(2001年)はさっさと帰省することにしたので、12月27日8:58のスーパー北斗2号。何だか最近スーパー北斗乗り過ぎで旅行開始の気分になりません。まあまあの混み具合です。

 

 定刻10:07分に少し遅れて五稜郭到着。接続のはつかり14号は10:09発ですが待っていました。この列車、またガラガラ。出発時は私の乗っている車両にたった一人かと思いました。結局二~三人乗りましたが。何らかの需要喚起策が必要です。検札の車掌は私の「北海道~西鹿児島」の乗車券を見てギョッとしていました。

 

 青森・八戸と過ぎるにつれて乗客が増えていくのはいつものパターンです。盛岡に着く頃にはだいたい席が埋まっているのですから。いよいよ新幹線延長もあと一歩のようです。盛岡着14:14。

 

 知人に指摘されて、乗り継ぎ割引でも途中下車してよいということを知り、早速実行。盛岡で2000年の夏に食べ損なった冷麺ビビンバセットを食べます。この前と同じ「フェザン」内の店です。やっぱりおいしい。盛岡冷麺はスーパーにもありますが、断然味が違います。スーパーのものと店のものとでこんなに差のある麺類も珍しいくらいです。ビビンバも美味。

 

 今回は結果的に「日本列島縦断麺食い旅」の感がありましたので、その第一弾となりました。ついでに地下の売店で、昨夏気に入った仙台名物萩の月「笹かまの旅」を購入。盛岡で買ったのですが、まあいいでしょう。萩の月はチョコ味の「萩の調」とのセットを買ったのですが、萩の月の方がおいしかったです。

 

 15:02発やまびこ18号乗車。ここまで全部自由席です。盛岡では空いていますが、だんだん混みだし、仙台でほぼ満席。この列車、仙台から大宮まで停まらないのですが、東北新幹線の場合、長時間停車しないと今どこを走っているのかわからなくなります。東海道新幹線では今だいたどこら辺か見当はつくのですが、この町は宇都宮なのか郡山なのか、それとも福島なのか、ということがわかりません。ウトウトしていたせいもありますが、まだ福島か栃木かと思っていたら上越新幹線が合流して大宮でした。

 

 東京17:36着。とりあえず、岡山行き最終「のぞみ」の指定券を買って地下鉄丸の内線で淡路町にでて、東京に来るとおなじみの松栄亭でハヤシライス。でも盛岡で食べてから3時間しか経っておらず、さほど食欲もなくて今いちの気がしました。あとで、それなら近所の「まつや」あたりのそばを食べればよかったなあ、と思いました。

 

 まだ時間がありますが、神保町やアメ横や新宿に行くには時間がない感じです。時間を持て余してしまいましたが、神田から電車に乗り、東京駅にでて東京ミレナリオを見ることにしました。係員が「東京ミレナリオはこちらです。」と叫んでいたので、ああそうか、と思ったわけです。電飾のアーチが続いているもので、神戸の「ルミナリエ」のまねのようです。

 

 人の多いこと。田舎ものには東京の人は多すぎです。まあそれでもきれいでした。会場を過ぎるともう有楽町。有楽町からまた電車で東京に戻るといい時間。20:33発ののぞみ31号で、岡山に。

 

 今度はだんだん客が減ってくるパターンです。後で考えると「麺の旅」だったので名古屋できしめん味噌煮込みうどんを食べればよかったのですが、指定でしかも岡山行き最終ですから当然降りられません。この段階では降りるつもりもなかったです。岡山着23:51。確か700系のぞみでしたが、東京を夜8:30にでて岡山に日着するんですね。岡山駅で少し待って103系通勤電車0:04発。意外と混んでいてびっくり。隣の庭瀬駅0:10着。ということで岡山までたどり着きました。