写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

20  札幌エスタの四川飯店が閉店します

   私は人と会食するとき、特に行きたいところが決まっていないときは、中華料理好きであり、また、優柔不断の極みみたいな人なので、迷わないように、という意味もあり、札幌駅前のエスタの上の「四川飯店」に決めていました。

 

 考えてみれば、学生時代の祖母から始まって、母親、また、以前に必要があって通信制大学の科目履修生になったことがあるのですが、そんなものにも保証人が必要で、職場の元同僚だった知人に頼んでハンコを押してもらったときもここでした。

 

 さらに職場関係の立場の違うさまざまな人たち、あと、人付き合いの苦手な私が唐突に何を思ったか、あるサークル、というか、サークルとはやや性格の違うものですが、とにかくそれに入っていた時期があります。そのサークルのメンバーの人とここで食事したこともあります。

 

 考えてみれば、私は人付き合いがかなり少ない方ですが、全然違う関わりを持った、さまざまな人たちとここで会食しているなあ、と思い至りました。

 

 もちろん、「きほんひとり」の人ですから、ひとりで食事をしたことの方が圧倒的に多いのです。若い頃は敷居の高い店でしたが、30代の頃に思い切ってひとりで入ってからは抵抗感がなくなり、田舎に住んでいた時代も含め、札幌に出てくると、1ヶ月~2ヶ月に一度はここで食事していました。ただし、ほとんどランチ利用でした。

 

 昔、おばさんがフロアチーフだった時代は、妙に背の高い、イケメン君のウエイターが多かったように覚えています。あのおばさんの好みで選んでいるのでは、と思ったくらいでした。それから、昔は新札幌にも支店があり、千歳に住んでいた頃は夕方ときどき食べに行っていましたが、いつの間にかなくなりました。

 

 このエスタというビル、新幹線の駅を建設するために、近々なくなるそうです。昔は「札幌そごう」でした。その時代から残っているのはこの中華料理店とそば屋・とんかつ屋ぐらいでしょうか?そごう時代からあった店で、そのままの形で残っているのはあそこだけでした。そば屋ととんかつ屋の方は、ここに「ラーメン共和国」が出来たときに場所を移転しています。 ここのそば屋にもよく行きますが、とんかつ屋は割高なので多分行ったことがありません。

 

 ところが、今日、3月25日で、この四川飯店が閉店だということです。エスタが取り壊しになるまでやるのかと思っていましたが、それより早くやめてしまうのですね。コロナの影響か別の事情かまではわかりません。

 

 ということで、先日来、何度か四川飯店に行ってきました。夜だったので高かったのですが、もう食べられないと思うと高くてもいいかな、ということで。ある知人で、ここで会食したことがない方がいたので誘ってみたのですが、都合が付かず、ひとりで行きました。

 

 私は同じものに固執する傾向があるので、ここで食べるものは「大エビのチリソースのスペシャル定食」一択でした。多分他の料理は数回しか食べたことがないと思います。

 

 私は中華好きですから、他の中華料理店にもよく行きますし、最近は中国人経営の中華料理店が札幌のあちこちにあります。ただ、札幌の町中華は概してエビチリがいまひとつなのです。札幌に限らないと思いますが、町中華が苦手とするのが四川料理系なのではないでしょうか?麻婆豆腐とエビチリ。麻婆豆腐は中華料理店で食べるにはコスパが悪く、一方でレトルトの水準が高いので、家で食べることが多いのですが、エビチリはなかなかおいしいものに出会えず、四川飯店一択でした。

 

 道庁の近くにもホテル内にも「四川飯店」がありますが、ここは東京の陳建一氏がやっている店の支店のようです。道庁付近で会議や研修があると、そこでランチで食べられないか、と思って行くことがあったのですが、あそこは非常に混んでいて、何度も行ったのになかなか食べられなかった記憶があります。エスタの店は、かなり昔からあるので父親の陳健民氏の時代にのれん分けをした店のようでした。

 

 エスタの四川飯店が閉店したことで、エビチリのうまい中華料理店を探さなくてはなりません。誘ってみたものの、都合が付かなかった知人とのやりとりの中で、「閉店後に調理師がどこに行くか聞いてみればいいのに」といわれましたが、私はそういうことを聞くような人ではありません。

 

 とうことで、エビチリ難民になってしまいそうです。ここの調理師がどこへ行くのか、あるいは札幌でお勧めのエビチリが安くておいしい店があれば、などの情報がある方は教えてくださると嬉しいです。例によって「YAHOO!知恵袋」に書けばいいようなことを最後に書いてしまいますが、気長に待っていますのでよろしくお願いします。