写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

57  廃墟対策を!

  私は、「意識高い系」の人間ではありませんし、地球環境問題など、本当なのかなあ、と思っている方です。例えば、石炭火力発電をなくして大丈夫なのかなあ、と懐疑的になっていますし、もっと身近なところでは、レジ袋の有料化、特にコンビニのレジ袋が有料化されているのは不便だなあ、と思います。毎日新聞やパンを買っては鞄に詰め込んでいるのですが、ぎこちないので、黙って袋に入れてくれればいいのに、といつも思います。

 

 ということでちっとも地球環境に貢献していない人間なのですが、ただ、夜な夜なyoutubeを見ていると、気になるのが「廃墟動画」です。私は気味の悪いものが好きではないので、あえて近づこうとは思いませんが、動画で見るくらいの興味はあります。

 

 以前から、大規模なショッピングセンターなどができると、潰れたらこの建物どうするのだろう、などと思っていましたが、ここ20年間、それが現実になってきました。きちんと壊して更地にすればいいのですが、経営状態が悪くて潰れるのでしょうから、ほったらかしにされることもしばしばでしょう。

 

 都市部であればそれでも再開発されるのでしょうが、特に気になるのが温泉街やリゾート地の廃墟。朽ち果てた建物が醜態をさらしているのを見ると、これはどうにかならないものなのかな、と思います。木造ならともかく、コンクリート造りや新建材を使った建物は自然には戻らないでしょう。

 

 これまた経営状態が悪くて廃業したのでしょうから、更地に戻す費用がないのでしょう。私有地の財産問題などもあって、素人が思うほどそんなに簡単にいかないのかもしれませんが、それならそれで公共事業として取り壊し、自然に戻すことはできないものか、と思ってしまいます。

 

 公共事業というと、建設するばかり、というイメージですが、これからは自然に戻す公共事業が必要ではないか、と思います。地球環境問題も結構ですが、身近な環境をよくする方策も考えてほしいものです。