写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

95  見ている人は見ています

 昨日、朝のバスに乗ったら、その前々日、「交通マヒでタクシー通勤」の記事に書いたように、大雪でバスが走らず、タクシーに相乗りしたとき、一緒に乗った知らないおばさんも乗っていて、「先日のお礼に」と言ってチョコレートをくれました。あのとき、3人で乗ったのですが、このおばさんが降りるとき、一緒に乗っていた同僚が「お互い様だから」と言ってお金をもらわなかったのですね。

 

 やはり、このおばさん、私がこのバスに毎日乗って、どこで降りているかを知っていたわけです。めざといなあ、と思います。私なんか、このおばさんがこのバスによく乗っていることなんか、全く知りませんでした。

 

 年明けまで乗っていた路線バスが積雪遅れのため職場の出勤時間に間に合わなくなり、やむを得ず、方向違いのバスに乗り、途中で降りて歩いて通勤するようになったのは、1月半ばからです。まだ数週間しか経っていません。でも、見ている人は見ているんだなあ、と思います。

 

 私なんか、人を区別するのが苦手で、特に最近はみんなマスクをしているので、誰が誰だか区別がつかず、困ることがしばしばあるのです。まして仕事関係以外の人など、毎朝新聞を買うコンビニの店員とよく行く和菓子屋の店主夫婦ぐらいしか知りません。この人達であっても、街中で会ったら全く気づかないでしょう。

 

 先日、「初対面の人が私の住所を知っていた」という記事を書いたときも思いましたが、見ている人は見ているし、知っている人は知っているのだなあ、と思います。どうせ都市部だから誰も気づかないや、とおかしな行動をしないように気をつけたいと思います。

 

 このブログもどこの誰が見ているかわかりませんから、うっかりしたことは書けませんね。結構書いていますが。