写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

93  立憲民主党のパッとしない感じ

   昨日は公明党のことを書いたので、今日は立憲民主党のことでも書こうかな、と思います。

 

 先の参議院選挙では全く振るいませんでした。比例でも有力候補中で浮動票を集められそうだったのは辻元清美氏ぐらいでした。あとは労働組合の組織内候補がほとんど。魅力がありません。これでは勝てないでしょう。労働組合というのも機能不全に陥っているのではないか、と思うのですが、それに頼らざるを得ないのが現状、といったところで、これでは昔の社会党と変わりません。

 

 新鮮味を出そうとしたのか、泉健太氏という比較的若い政治家を党首にしていますが、私には疑問が残ります。この人、まだ40代のようですが、若ければいいというものではないでしょう。以前、民進党だった時に蓮舫氏が党首だった際にも思いましたが、この党、果たしてこれで政権を取りに行く気があるのかな、と感じざるを得ません。自民党の総理総裁は60~70代の人ですが、安心して政権を任せられるのはやはり50代以降であるように思います。今、この党が本気で政権獲得を視野に入れているとは思えませんが、その象徴のような気がするのです。

 

 自民党一党支配を許しているのは、この党と国民民主党の近親憎悪的な関係性でしょう。「新」立憲民主党になったとき、国民民主党と完全に合併できなかったことが大きいと思います。党名の「立憲」も、安倍政権下に安倍氏の政治が憲法軽視とみられ「立憲主義」というカビの生えた言葉が復活したことによってつけられた党名です。何か受け身的なものを感じますし、国民と合併して新党でも作らないと先はなかろう、と思います。ですが国民民主党に嫌がられているわけですね。

 

 あまり書くことがないですね。その現状がこの政党のパッとしない感じを表しているのかもしれません。