昔は時刻表を繰って、机上旅行をするのが楽しみでしたが、今の時代は、鉄道で長距離旅行する時代ではなくなったようで、時刻表を見ても、どうも面白くありません。長距離列車もないし、不思議な運転区間をする列車もなくなりました。夜行列車ですら風前の灯です。鉄道って面白くなくなってきたなあ、というのが最近の感想です。
今はそれよりも航空機の方が面白いですね。航空路線の場合、国内線よりも国際線です。ただ、航空機の場合は、世界中の航空路線を一覧できる時刻表はなく、もっぱらネットの「スカイスキャナー」をあれこれいじって、夜な夜な机上旅行を楽しんでいます。まだ現実的にはなかなか海外旅行に行く余裕が時間的にも金銭的もありませんので、これで満足しています。
今のところ、アジアのソウル・台北・香港・シンガポール・バンコクをめぐった場合、どうすれば一番安くて効率的なルートができるのだろうか、というのをよく検索しています。スカイスキャナーは一度に6つまでの航空券を検索できるようで、いつ、どのような順序で回ればいいのだろうか、というのをあれこれ試しています。
なかなか直行便で安くて時間的にも負担のかからないルートというのは表示できません。一応、全く非現実的なものでは面白みがないので、7月末から8月初めの時期に、どのような結果が出るのか、というのをあれこれ検索しているのですが、この記事を書いている段階では、7月29日札幌出発で、一日おきにソウル・香港・バンコク・シンガポール・台北の順で回り8月8日札幌着、金額が15万9000円ほどのルートが表示されていました。このコース、全部直行便で、出発到着時間も昼から夕方のちょうどいいくらいの便ばかりでした。これがいちばん現実的なルートのようです。
これなら行けるかも、と一瞬思ったのですが、やはり現実的には難しいですね。やはり今のところは机上遊戯にとどめておくことになるでしょう。
