では、2024年1月のベトナム旅行記を始めます。まず、なぜベトナムだったのか、というところから始めましょう。
2023年の夏に9日間にわたる韓国・香港・タイ・台湾旅行に行きましたが、今年度は仕事面で比較的休みが取りやすく、行けるうちにもう一度、海外旅行に行こうと思いました。先に挙げた4カ国は行ったばかりだから除外するとして、ではどこに行くか、ということになります。
前回は飛行機にはやたら乗りましたが、鉄道は空港鉄道や短距離路線ばかりでした。是非長距離の鉄道に乗りたいです。それと冬ですから暖かい、というか、常夏のところでもいいのですが、南方が狙い目、ということになりました。そうすると、やはり東南アジアかな、ということになります。
ただ、鉄道がなくても、たまにリゾート地でのんびりもいいかな、と思い、バリ島も検討しました。ですがインドネシアはまだコロナ規制が完全撤廃されていないようでしたので断念。
となると、シンガポールからバンコクまでのマレー鉄道と、ベトナム統一鉄道が候補に上ります。このどちらか、にしようと思いました。シンガポールは前回断念したので食指が動きます。
ただ、マレー鉄道、国境越えがありますし、昔はシンガポール国内も鉄道が縦断していたのですが、かなり前に廃止になったそうです。また、タイ南部は治安が悪いという情報もありました。あと、タイへはこの時点で千歳からの直行便がなく、シンガポール発にしたかったのですが、シンガポール発の鉄道情報があまりありませんでした。
ということで、残ったのはベトナム統一鉄道、これなら国境越えはありませんし、予約もネットでできるようで、乗りやすそうです。ただ、初めての社会主義国ですし、昔読んだ宮脇俊三氏の旅行記を読み返すと、当時は特にホーチミンの治安が悪かったようで、大丈夫かな、どうなるのかな、と思います。
