ベトナムのタクシーについて
ハノイのタクシーは4回乗りましたが、最初は言い値で乗って、2回目はメーターなしでまとも、3回目はまともでしたが行き先が通じず、4回目は不正メーター、と、あらゆるパターンに遭遇しました。値段交渉をするとふっかけられて、負けさせても結局割高になるようです。
また、ハノイの空港から数百メートルの距離をタクシーに乗ったのですが、 タクシーの近距離利用を控えるというようなマナーはないようですね。ぼったくりは避けたかったのですが、数百メートルの距離なのに、空港の構外への出方がわからず、ぼったくりタクシーを利用せざるを得なかったわけです。
一方、ホーチミンでは「ビナサンタクシー」という会社のタクシーばかりで、この会社は普通にメーターで走って適切な料金でした。ただ、こちらの場合は捕まえるのに苦労しましたが。
帰国後、知人に「ホテルでタクシーを呼んでもらえばよかったのでは?」といわれたのですが、ホテルでタクシーを呼んでもらうという発想はありませんでした。考えてみればそれでよかったのかもしれません。
私は駅の乗り場から乗るか、どこかで捕まえるということしか考えませんでした。日本でも呼んでもらったことはありませんし、そういうのは日頃の習慣が身に染みついているのでしょうね。
ベトナムは元フランス植民地ですが、ハノイの旧市街はフランス風と言うより、アジア的でごちゃごちゃした下町です。この辺はシクロで通り過ぎるのではなく、丁寧に見た方がよかったかもしれません。ハノイは首都ですが、どちらかというとホーチミンの方が垢抜けています。でも、ハノイは「古都」と言うほどでもないですが、中心部は昔ながらの町並みが残っているので、こちらの方が風情がありますね。
ホテルについて
ベトナムのホテルの設備や備品自体は、どのホテルも全く同じでした。建物はもちろん違っていていたのですが、一番高かったハノイ駅前のホテルが一等地なのと、部屋のデザインが若者向けで垢抜けている、という感じがしただけでした。
社会主義国だからか、偶然なのか、置いてあるものは全く同じで、不思議に思いました。ですから値段の差は場所と建物の新しさの差なのかな、という程度の印象でした。