写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

04 「超割」で千歳~東京日帰り旅行(2000年10月1日)

   先日の2000年夏の旅行記で、超割で東京日帰り往復航空券を衝動的に購入した、という記述がありました。「超割」というのは、全日空で全路線1万円、というセール料金でした。これで2000年10月1日に千歳から東京日帰り往復を実行したときの文章です。ですがこの文章、断片的でまとまりがなく、時系列的に書かれているわけでもありません。まあ、埋め草として載せておきます。

 

 たしか10時半の飛行機で東京へ、夜は9時過ぎの飛行機で千歳に帰ったはずです。都心へ往復モノレールを利用しました。以後は当時書いた文章です。 

 

   行きは10時半の飛行機でしたが、かなりすいていて意外でした。自動チェックインを利用したのですが、窓際が満席と表示されていたのに乗ってみると自分の反対側の席は窓際が空いていました。帰りは詳細に指定できることを知り、今回は窓際満席表示にも関わらず数席空いていた窓際ゲット。まあ帰りは夜なので意味がなかったですが。帰りは満席のようでした。最終便は混むようです。

 

   行く前は行くところのあてがなく、等々力渓谷というところがおもしろそうとか、目黒・目白以外に目青・目赤・目黄と東京には5不動あることを知り、それでも巡ろうか、などと漠然と考えていましたが、結局行ってみるといつも通り神田・秋葉原・新宿・上野近辺をうろうろしただけでした。

 

 買う物もないのでアメ横で松茸2500円を2000円に負けてもらって衝動買い。でも食べてみると全くにおいなし。ニセ松茸のようでした。12本もあったので職場の人にお裾分けしましたが、恥をかきました。

 

 秋葉原では「インターネットが速くなる」というソフトを1000円で買いました。この日朝、インターネットで沖縄行きを入手し損なっていたのでこれまた衝動買いです。まだパソコンには入れていません。何か買い物でもしなくては、という強迫観念があって意味もなく衝動買いしてしまいました。

 

 神田の古本屋は日曜にもかかわらず意外とやっているところも多かったです。まあ、この前、日曜に行ったときの失望感が大きかったせいかもしれません。しかし収穫なしです。

 

 食事は昼は神田でカレーでした。でもこれは失敗。インド風のスープカレーで辛過ぎです。秋葉原でインド人がやっていた屋台のカレーがおいしそうだったのですが、屋台もなあ、と思い、神田に行ってからカレー店にはいったのですが、こんなことなら屋台で食べればよかったと感じました。ちなみに毎度おなじみの松栄亭は日曜休みです。

 

 昼が遅かったので夜は軽くそばでも、ということで夜はそばを食べることにしました。そばといえば神田の「やぶそば」「まつや」が思い浮かびますが、「やぶそば」は私が読んだ本や知人がぼろくそに言っていたので敬遠。「まつや」は休み。ということで「やぶそば」の有名店の一つ、「上野やぶそば」に行きました。こちらの方が同じ「やぶそば」でも庶民的だと書いてあったので。

 

 ざるそば(こうよばずに違った呼び方をしていた)750円也。東京の有名なそば屋は盛りも少量でつゆも濃く、これまた少量です。でもおなかが空いていなかったせいと、東京のそば屋は少量だという思いこみがあったせいか、食べてみると思ったほど少ないわけでもないし、ちょうどよい分量で冷たく味も良し。確かにつゆをちょっとだけつけた方がおいしいです。その場の気分とおなかの空き具合、そしてある程度の予備知識があったせいでしょうが、満足して帰りました。


 今回の東京行きは、御徒町→神田→小川町→新宿→新宿御苑前淡路町→神田→御徒町、という具合に移動しました。なんだか効率的な動きでないのは、地下鉄を休憩場所として利用したからです。新宿ではなにもしませんでしたが、歩行者天国で何かのプロモーションビデオでも撮っていたのか、狂ったように踊っている少女がいて、これはなかなか凄まじいものがありました。

 

 (追記)

 多分、アメ横がある御徒町駅を拠点に動いたのでしょうね。浜松町から御徒町に行って、帰りはそこから浜松町に行ってモノレールに乗ったものと思われます。

 

 あと、この日多分正月の沖縄行き「超割」を入手しようとして失敗したのだと思います。この頃、沖縄へ行こうとするたび、何らかの事情で行き損なう、ということが4回ぐらい続いていました。なにか呪われているのでは、と当時不思議に思っていました。