昨年来、対人トラブルを抱えて、鬱になっていることは以前書いた通りです。そのうちおさまってくれるのか、と思っていたのですが、旅行記を掲載していた期間にも頭を抱える出来事が続き、嫌な思いをしましたし、近頃またエスカレートしています。
専門家や知人のアドバイスも受けて対処してきましたが、このことで5月のゴールデンウィークや7月の4連休も気晴らしができず、鬱々して過ごしました。ネット絡みなのですが、こうしてブログを書いているくらいですから、ネットを切るわけにもいかず、頭を抱えている日々です。気晴らしであるはずのネットが鬱の原因となっています。
仕事もストレスフルなのに、仕事以外のプライベートまで対人トラブルを抱えて不愉快な思いをすると、特に休日を楽しく過ごすことが出来ません。休日ぐらい嫌な人間関係から離れて心安らかに過ごしたいものですが、ネット上とはいえ、追い回されている感があり、もともと苦手な人付き合いがほとほと嫌になりました。
そんな中で、近頃気晴らしにしているのが語学のCDを聞き流してしていることでした。こんなものを聞いている方が浮世離れしています。
マスター出来もしないのに、先日はタイ語のテキストとCDを買い込んできました。以前タイ旅行をしたとき、他の国と違ってタイ語をたったの一言も知らず、またたったの一言も覚えることなく帰国したのですが、タイそのものは気に入ったので、以後タイ語に興味を持っていたわけです。
最初はCDを聞き流して、挨拶や数字ぐらい覚えられればいいかな、と思ったのですが、やはりテキストに載っているタイ文字が気になって仕方ありません。ですがこのタイ文字、インド系の文字のようで、ロシア語のキリル文字やハングルのようにはいきません。以前から何とか読めればいいなあ、とは思っていたのですが、無理だろうなあ、と思ってもいました。
ですがネットとテキスト首っ引きで挨拶を解読。そして日本語の50音をタイ文字でどう書き表すか、というサイトを見て、ほんのわずかですが、解読できました。「ナナ」というタイ文字を解読できたので嬉しかったです。
まあ、本気学習ではありませんし、読み取れたのは正直2・3文字です。でもちょっとでも新しいことを知ることが出来る、というのは喜びですね。調子に乗ってさらに多くの言語の本とCDを買ってこようか、とこの時だけ妄想モードで気晴らしになります。
私にとって人付き合いはストレスの元、それを癒やすのはちょっとしたお勉強、ということなのだろうと思います。何か身につけようというわけではなく、何かちょっとしたことを中途半端にではあっても知る喜びをストレス解消手段にする。大人になると仕事と関係のないお勉強は趣味になりますが、私にとっては他人と付き合うより、ひとりでこうして過ごすのが合っているようです。