写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

70  投票一番乗り

    昨日は選挙でした。朝に弱い私ですが、今回思い立って「投票一番乗り」をやってみました。ブログのネタにしようという魂胆もあります。

 

   以前、都市部にいたとき一度試したことがあるのですが、かなり早くから待っている老人がいて、残念ながら2番目でした。田舎に転居した際にも、最初のころ試してみたのですが、田舎では開場30分前に行っても老人が列を作っていて、これでは無理だ、とあきらめていました。田舎にいたときは週末札幌に出ることが多く、期日前投票をすることも多かったので、以後、一番乗りを試してみたことはありませんでした。

 

 今住んでいる町に越してきて、都市部なら一番乗りできるかな、と思い、試してみました。一番乗りすると投票箱が空であることを確認する係を仰せつかるのです。

 

 ということで、6時15分ぐらいに起き、用意をして、出発。投票所は歩いて5分ぐらいの小学校です。この町に以前住んでいたときには選挙がなく、投票機会がありませんでしたが、その後引っ越してから初めての選挙のとき、3ヶ月経ってないのでわざわざ出向いてこの投票所で投票したことがあり、それ以来です。

 

 6時40分頃到着。誰もいません。もしかしたら中で列を作っている人がいるかも、と思って中に入ったのですが、打ち合わせ中で、「寒いですが外で待っていてください」と言われます。

 

 ということで一番乗り確定です6~7分後、男性がやってきましたが、私がいて一番乗りできないと思ったのか、一度帰ります。その後夫婦が来ました。7時少し前になると列ができます。7時になって開門

 

 誘導されてはがきを差し出します。ところがこの係員が手間取り、隣で手続きしていた2番目の人に抜かされてしまいました。せっかく一番乗りしたのに、と、焦ります。それでも2番目の人を追い抜き小選挙区の紙をもらって急いで候補者名を書きます。一番目に投票しないと目的の「投票箱を確認する係」ができないはずです。以前、それでせっかく早起きしたのに悔しい思いをしました。

 

 ところが慌てて投票箱の前にいくと「2人で確認してもらいますから待っていてください」とのこと。この地区では2人で確認するのですね。それなら2番目でもよかったか、と思います。

 

 ちょっと待って2人目が来ると、投票箱の左側を開けて「空であることを確認してください」といわれ、私はわざとらしく首を伸ばして確認します。そして鍵が閉められ、最初に投票

 

 続いて比例と国民審査の紙を渡されます。また一番に投票するため慌てて書きます。字が乱れたのでちょっと修正。字が読めなかったら投票の意味がありません。

 

 ところで、いつも不思議に思うのですが、なんで投票の筆記用具は消される可能性がある鉛筆なんでしょうかね?まあ、現実には改竄などあり得ないと思いますが。でもペンの方が良さそうです。鉛筆にしているのは、なにか理由があるのでしょうか?

 

 また二番目の人が来るまで待って、また、比例と国民審査の箱が空であることを確かめます。本来手前にある比例の箱に先に投票するわけですが、比例の箱の施錠に手間取り、先に国民審査の箱に投票してしまいました。鉛筆を返して、投票所を出ます。

 

 ふと気づいたのですが、今回は投票するときに鉛筆を持ったまま投票しました。最初のところに鉛筆が置いてあって、その鉛筆を持って記載し、小選挙区・比例&国民審査と回る方式なのです。今までは記載台に置いてあった気がします。コロナ対策なのか、この地区はこういう方式なのかわかりませんが。

 

 結構な人が朝早くから来ていました。意外と朝一番は人が多いのかもしれません。

 

 ということで終わり。初めて一番乗りに成功し、投票箱の中が空であることを確認する「大役(?)」を果たしました。やれやれ。