今度は5月1日の旅行記です。
前日かなり疲労困憊したので、家に帰ると何もせず、夜8時に寝てしまい、11時間も睡眠してしまいました。ということで翌朝7時に起床。割合調子いいです。いつもは朝早起きせざるを得ないのですが、睡眠時間というより、朝適切な時間、自分は7時過ぎに起きた方がやはり調子がいいように思います。普段でも長時間睡眠することがあるのですが、朝早いと寝起きがよくありません。
さて、今日は無理をしないで小旅行。一日散歩きっぷでも収まりそうな区間ですが、「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」だと特急に乗れるのと、全然完乗を優先したため、先に未乗区間を完乗することを優先しました。
5月1日、8:02発です。この列車、日本唯一だと思うのですが、「電気併結」列車なのです。倶知安~札幌間の気動車キハ201系と小樽~苫小牧間の電車731系が併結されています。この列車がちょうど行程上都合がよかったのですが、面白い列車です。731系はキハ201系と協調運転できるのですね。
まずキハ201系の方に乗り込みます。気動車独特のエンジン音がします。稲積公園までこちらに乗って、731系電車に移ります。電車の方が走行音が静かで、隣の気動車の走行音の方が響きます。それに気動車だけ、「ヒューッ」という汽笛を鳴らします。ちなみにキハ201は平成7年富士重工製、モハ731の方は平成10年川崎重工製の銘板がありました。この頃はまだJR北海道も意欲を持って車両づくりをしていたわけです。
琴似からまた移動して今度は両者の併結部分に立ってみます。どちらの車両も動力源が違うだけで、車内のしつらえは同じです。ですから興味のない人にはどちらに乗っても全く関係ないでしょう。キハ201系の単独運転列車に乗ると、ギアチェンジでもあるのか、いったんガクッときて加速していくという、気動車独特の加減速感がありますが、この電気併結列車ではそれは感じませんでした。
その後またキハ201系に移ります。札幌到着。8:18.ここで解結。作業員が線路に降りて解結作業を行いますが、駅員なのか乗務員なのか乗務員なのか、上から見ている人に挨拶しながら作業を行っています。集中してやればいいのになあ、と思ってしまいます。解結後、苫小牧行きの電車だけが発車していきました。