写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

21  同じ作業をしているのに、鬱の時とそうでないときがある

    毎日働いていて、このところ同じような書類のチェック作業をしているのですが、全く同じ作業をしているのに、前の日はそれなりの気分で作業できたにもかかわらず、次の日は鬱々とした気分で同じ作業をやることがあります。

 

 どうして同じことをやっているのにこんなに気分の差が出るのだろう、と思うのですが、それはチェックする書類は同じような書類なのに、作成者が違うからなのですね。ミスを見つけたとき、こころよく受け入れて直してくれる人もあれば、そうでない人もいるわけです。もちろん、その書類をチェックしている段階では、ミスを指摘する前ですから、相手がどんな反応をするかわかりません。

 

 今まで自分のやってきたことを受け入れてくれた人に対しては、ミスを見つけてもそんなに困惑しませんが、過去に何らかの文句を言われた経験のある人に対しては、「ミスを指摘したらどんな反応をするだろう?」と疑心暗鬼になりながら作業を進めるので鬱になりやすいのですね。

 

 誰が作成者であろうと、ミスはミスですし、それを指摘するのが今の仕事なので、ミスはミスとして指摘しなければなりません。ですが私はHSPというか、小心者過ぎて、ミスを指摘したり、書類の不備を指摘すると相手がどんな反応をするだろうか、と考えてしまうのですね。

 

 こういう事務的な作業をしていても、人間関係によって作業中の心持ちが違ってしまいます。まして直接的に他人に接するときは、おそるおそる、ということになりがちです。一種の人間不信、あるいは対人恐怖症になっているのかもしれませんね。