写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

34  イトメンの「チャンポンめん」

  先日、近くの大型スーパーで買い物をしているとイトメンのチャンポンめん」がおいてありました。この商品を北海道で見たのは初めてです。子供の頃、夕方にテレビCMをしていました。ずいぶん懐かしく思い、5食パックを1つ買ってしまいました。

 

 こういう商品を買うたび思うのですが、CMの効果って、何十年も続くものですね。最後に「イトメーン」というCM、うっすらと覚えています。金沢で見たのか、岡山でも見たのか、そこまでは覚えていませんが、このチャンポンめん、イトメンという兵庫県のメーカーが製造しているのですが、北陸でよく売れているらしい、という記事をどこかで読んだことがあります。ということは金沢にいた時に見ていたのでしょうか?トンボのキャラクター(「アカネちゃん」というらしい)が懐かしく、かつかわいい感じです。

 

 パックには「一部では抜群の知名度」「全国で売れたい」「ピンポイントでしか売ってない」などと書いてあります。おそらく、これまでは西日本方面でしか売っていなかったのではないかと思います。限定的に北海道でも売ってみたのか、全国進出を狙っているのか、どちらなのかわかりません。横にはこれまたしばらく店頭から消えていた九州ラーメン「うまかっちゃん」が久しぶりにおいてありましたから、各地のインスタントラーメンのフェアをやっていたのかもしれません。

 

 さて、早速一食作って食べてみました。「あっさりとした優しい味わい」と書いてあります。干しエビとシイタケの「かやく」が申し訳程度ですが、ついているのが珍しいです。「チャンポンめん」と名乗っていますが、普通のインスタントラーメンで、わずかにかやくがついているので、「チャンポンめん」と名乗っているのでしょうかね?

 

 食べてみたところ、「あっさり」を強調していたので、そうなのかと思って食べたのですが、むしろ結構コクを感じました。「うまかっちゃん」よりはあっさりでしょうが、これも以前別のスーパーで見つけて買った「エースコックのワンタンメン」よりはコクがあるように感じました。申し訳程度のエビとシイタケのダシですかね?ちょっと違う気もしますが。

 

 うまく文章で表現できないのですが、他のインスタントラーメンとは多少違った独特の味わいのするスープでした。あっさりとはしているのでしょうが、その味ゆえに、そこまであっさり感は感じませんでした。

 

 西日本の方にとってはそんなに珍しいものでもないのでしょうし、いつもおいてあったら特に懐かしさも珍しさも感じなかったでしょうが、北海道ではじめてみたので思わず買ってしまった、という次第です。たまにはインスタントラーメンもいいですよね。