写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

日本の歌・世界の歌

30  癒やし音楽集<その1>

私は精神的に不安定で、鬱になるときも多いのです。どうしたものかと思うのですが、仕事に行くとストレスがたまるし、へこんでばかりです。いい年になってこういうのも何ですが、コミュ障なのか、発達障害なのか、少なくともグレーゾーンといわれるレベルな…

29  TWO TWO「1と2分の1」(일과 이분의 일)

1980年代までは歌のことに詳しい、と思っていた私ですが、1990年代になると、就職などに伴い、歌謡曲に疎くなっていきます。そして今、新しい歌はほとんどわからなくなっているわけですが、youtubeで昔の歌を見て新鮮な発見をすることがあります。日本の歌で…

28  先駆者としての弘田三枝子<その2>「人形の家」

前回から、弘田三枝子氏の記事を書いています。ただ、私は彼女の全盛期を知らない世代です。ですから彼女の全盛期を知っている方からすれば、「それは違うよ」ということがあるかも知れません。そのような場合、是非お知らせください。では続きです。 弘田三…

27  先駆者としての弘田三枝子<その1>「レオのうた」

旅行記を連続掲載して、その合間に雑記を載せる、というスタイルをとっているために、話題がタイムリーでない場合があります。今回は、先日亡くなった弘田三枝子氏について書きます。彼女のことをよく知っている世代ではないのですが、ネットでいろいろなこ…

26 パティ・キム「離別(イビョル)」

前回、「1990年」という歌を紹介しました。1989年の紅白で菅原洋一氏が歌ってくれればいいのに、と思っていたら落選してしまった、という話でした。 1989年は平成元年、バブル経済絶頂期で景気がよく、新元号に浮かれていましたし、国際化時代、のかけ声も響…

25 菅原洋一「1990年」

この歌を初めて聞いたのは1980年代初めの頃でしょうか。ラジオから流れてきました。当時、「21世紀」はよく語られていましたが、「近未来」である1990年代という時代についてはほとんど語られることがありませんでした。そもそも、「未来」をテーマにした歌…

24 「攻撃戦だ」(공격전이다)

前回、中国の文化大革命前後に一世を風靡した「東方紅」を紹介しました。その後、中華人民共和国は文化大革命を終わらせ、鄧小平の時代に個人崇拝と混乱を収束させました。その後曲折を重ね、いまだに問題の多い社会主義体制ではありますが、とりあえず対外…

23  「東方紅」

「共産趣味」という言葉があります。共産主義者ではないけれど、共産主義体制下で生まれた、プロパガンダ色の強い歌や絵画、その他の芸術を面白がる、という「趣味」です。私は共産主義者ではないし、共産体制下の国に生まれなくてよかったと思っていますが…

22  MPBを知っていますか?~フェルナンダ・タカイ「あなたはもう私を忘れてしまった」(Você já me esqueceu)

今日は突然ですが 、ブラジル音楽の話です。 今までは日本と韓国の歌ばかり、昨日の記事で初めてロシアの歌を取り上げました。ロシアは2回ほど実際にいったことがありますが、ブラジルといえば地球の裏側、しかも治安もあまりよろしくない、という噂です。一…

21 クリスティーナ オルバカイテ「モスクワの秋」(Московская осень)

秋ですね。 これまで「日本の歌・世界の歌」というカテゴリー名にしたにもかかわらず、日本と韓国の歌ぐらいしか紹介していませんでした。今回のシリーズは違う国の歌も紹介してみたいと思います。といっても語学力に乏しい私です。ネットで見かけた歌をよく…

20  三波春夫「温度音頭」

たいしたことは書けなかった「新民謡~盆踊り唄」シリーズ。こんなものを連載していいのか、と思いながら載せてきました。あちこち転居してきた中で聞こえてきた曲をいくつか紹介したということになります。金沢・宇部・北海道のご当地ソングを紹介しました…

19 「子供盆おどり唄」

先日来、盆踊りなどで使われる「新民謡」を紹介してきましたが、さほどの思い出があるわけでもなく、自分で書いておきながら、なんだかなあ、と思っています。こういう歌があったなあ、という程度です。盆踊りなど行きませんし。 さて、それでもネタ切れ対策…

18 「南蛮音頭」

昨日は金沢の「百万石音頭」を紹介しましたが、今回は山口県宇部の「南蛮音頭」を紹介します。盆踊り歌として作られたのであろう、ということで紹介していますが、私は子供の頃から好き好んで盆踊りなどに行く性分ではありませんでした。みんなでわいわいや…

17 「百万石音頭」

「新民謡」というジャンルがあります。本来の民謡が民衆の間で歌い継がれてきた作詞作曲者不明の歌であるのに対し、「新民謡」は作詞作曲者が判明しており、多くはレコード歌謡として発売されたもの、ということのようです。 我々はそんなこと知らない場合が…

16 キム・サンヒ「楽しいアリラン」(즐거운 아리랑)

韓国を代表する民謡といえば、「アリラン」ですが、この歌、さまざまなバリエーションがあるとはいえ、いちばん有名なものは、ずいぶん暗い歌です。「アリラン アリラン アラリヨ アリラン峠を越えていく」のですが、続きは「私を捨てて行ってしまったあなた…

15 「台湾楽しや」

以前からときどき書いているように、私は意味もわからずネットで海外のラジオ放送を聞いていることがよくあります。そんな中で台湾の放送を聞くことがあります。台湾のことは詳しくなく、昨年初めて行きましたが、いろいろわからないことも多いのです。 以前…

14 チョ・ヨンナム「花開市場」(화개장터)

韓国の歌の話を書いてもアクセスは伸びないのですが、今回もネタ切れ防止のため書きます。今どきのK-POPの話でも書けばいいのでしょうが、あいにく私には近頃の歌や歌手の知識がありません。 「防弾少年団」(BTS)はさすがに名前だけは知っていますが、…

13 チョ・ギョンス 韓国版「YMCA」

不評の韓国歌謡シリーズ、自分もよく知らないのにyoutubeの動画の感想を書いているので仕方ないですが。今回はこの歌。韓国版「YMCA」です。 もともとアメリカの曲で、日本では西城秀樹の「ヤングマン」として大ヒットした曲。当時韓国では日本の歌のカ…

12  渡辺真知子「かもめが翔んだ日」 

昨日は「ウナギを食べた日」というタイトルの記事を投稿しましたが、そのタイトルで思い出したのがこの歌。ちょっと安直ですね。日本の大ヒット曲は私がうんちくを述べてもたかが知れていますし、下手なことを書いて恥をかく可能性もありますから避けてきま…

11 韓国歌謡の「たずね歌」

4月に「日本の歌・世界の歌」というカテゴリーを作り、いくつか記事を書きました。見直すとやはり韓国・香港などアジアが絡んだ感想が多いですね。そして、ここ数日、また韓国歌謡の記事を書きました。先日の「栄光の太極旗」は、何とか原題を探り当て、聞…

10 行事美佳と劇団こまどり「くたばれ北の湖」

旅行記ブログの穴埋め記事、韓国の歌が続きましたが、今回は日本の歌。と言ってもキワモノですが。どうせキワモノブログですからいいでしょう。 多分岡山に住んでいた小学生の時だったと思うのですが、ローカルラジオ(岡山なので山陽放送のはず)の朝の番組…

09 ウンバンウル(銀の鈴)姉妹「麻浦終点」(마포 종점)

不評の歌の記事、しかも韓国の歌が続きますが、ネタがないので書きます。せめて鉄道に関連した歌を。 1968年の歌らしいですが、ウンバンウル姉妹(銀の鈴姉妹)の「麻浦終点」という歌。韓国で言う「トロット」、日本の演歌に相当する曲です。 麻浦というの…

08  ヒョンスク「栄光の太極旗~乾坤坎離青紅白」(건곤감리 청홍백)

昨日、1984年頃に「ああ大韓民国」という歌が「韓国歌謡トップテン」の第一位だった、という話を書きました。そのとき、「愛国歌謡ブーム」だったのか、政権側が仕組んだのか、とにかく、他にも下位にいくつかの「愛国歌謡」がランクインしていた覚えが…

07 チョン・スラ「ああ大韓民国」(아!대한민국)

先日日本と韓国の歌の話を書きましたが、どうも旅行記以上に不評のようです。ですがネタ切れ回避で今回から数回、また歌の思い出の記事を書きます。稚拙な記事で、わからないことも多いのですが、情報をお持ちの方はお知らせください。 今回も韓国歌謡。チョ…

06  ユン・スイル「美しい」(아름다워)

1980年代、私は「ザ・ベストテン」が大好きでした。一方で海外放送聴取「BCL」もやっていました。こちらは1970年代が全盛だったようで、周囲にやっている人はいませんでした。そして、韓国KBS「ラジオ韓国」日本語放送では「韓国歌謡トップテン」とい…

05 大橋純子「ビューティフル・ミー」

1970~80年代、「東京音楽祭」という番組がありました。「国内大会」で日本代表歌手を選び、そのしばらく後に「世界大会」がありました。自分の記憶では、確かゴールデンウィークの頃にやっていたように思いますが、ネットで調べてみると、必ずしもそうでは…

04  キム・ヒョンチョル「春川へ行く汽車」(춘천가는 기차)

私はネットで外国のラジオをつけて意味もわからないのに聞いていることがよくあります。先日は香港のラジオを聞いて五輪真弓の「合鍵」という歌に遭遇した話を書きました。 さて、これもまた数年前の話。家にかえってバタンキュー状態になり、寝ぼけたままネ…

03 しばたはつみ「マイ・ラグジュアリー・ナイト」

先日「さえわたる」さんのブログに「マイ・ラグジュアリー・ナイト」の記事が掲載されて、コメントを書こうとしたのですが、自分のブログに書いた方がいいか、と思い直して書くことにしたものです。 私はしばたはつみの「マイ・ラグジュアリー・ナイト」とい…

02  五輪真弓「合鍵」

数年前のことだったと思いますが、土曜日の昼に香港のラジオを聞いていました。古い歌をかけるチャンネルで、夜、中国風の戯曲をかけているのでたまに香港気分を味わうときに聴く局です。 珍しく昼に聞いていると、歌謡曲の番組です。広東語の歌でいい歌だな…

01 日本の歌・世界の歌

ブログをはじめて、他の人のブログも定期的に読むようになり半年ほどたちます。いくつか常連化しているブログがありますが、その中に「さえわたる」さん、という方がいらっしゃいます。 この方の書く懐かしの歌、特に隠れた名曲を発掘する記事が、私のツボに…